実録・おひとり様物語 三角編 (2) 相模のへそ
3 Aug 2008
昨夜はなんとなく TV 観まくりだったけど、東京はぜんぜん番組が違うなぁ。ぱふゅのは首都圏でしか観れんし。知ってる番組でも曜日違ったりするし。
さて話の続き、高座渋谷・相模大野と来てトライアングルが完成…することに気づいたのは、下調べ中にぐーぐるまっぷ観てたとき。意外やった。海老名込みで四角を思い浮かべてたけど、小田急って厳密に東西水平に走ってるんとちゃうんやね。
くまを送って行った後、コインロッカーの荷物を拾い、取って返してまた大野。でも今度はそこから先へ。車庫で出番を待つ EXE やらなんやらを尻目に、西へ。海老名で隣の各停に移り、もう1駅。
なんかすっごい傾いてんね厚木駅。えーと、ここで相模線に乗り換えっと…
簡易改札かい。わたらせ付近で1回観たかなぁ。よもやここでまた出て来るとは思ってなかった。駅も簡易なのだろうか、などと思いつつホームへ出た。
はい? なんすか使用中止ホームって。ということはひょっとして、上り下りでホームシェアとか。
本当にそうだったりする。わたしは茅ヶ崎ゆきを待っているのだが、同じホームへ先に橋本ゆきが来た。この前面デザイン、JR ではあんまり観ないタイプやなぁ。特にラインの引き方。どっちかっつーと地下鉄みたい。
数分後に電車は来た。エレベーターに乗るのと同じくらい当たり前に、皆ボタンを押してドアを開けて乗っていく。
そして次の駅もやっぱり1面1線ホーム。そういや、ここって確か単線ちゃうかったっけ。陽射しが和らいだのをいいことに、つい日よけを上げる。あ、やはり。
海老名や大和のほんのちょっと先に、こんな世界が普通にあったのか。へんなところで感心。
降りる駅、倉見は島式ホームになっていた。対向車が止まって待っているあたり、ここがすれ違いポイントなのか。しかしそんなことより一番気になっていたことを、駅員さんに尋ねる。
あの、川の方へ渡る一番の近道ってやっぱ北の踏切?
その通りだった。でもその踏切まで、駅から5分くらい歩かんといかんのだよ! 南側はそもそも踏切が見当たらず。なんという不便な。
とはいえ、スタンドバイミーするほど悪い子にはなれないので、おとなしく歩く歩く。踏切渡って折り返し、途中の「スポーツ公園」に集まる小中学生を横目に、どんどん歩く。草の勢力が強い河川敷を進み、さらに細い道へ限界までつっこむ。
こちら側でも悪くはないが、どうしても向こう側へ行きたかった。急がねば、時間がない。
どうにかそれらしき場所に立てた頃、既に「数分前」になっていた。練習はできても1回か2回。うまくいきますように。さあ、来るぞ。
9193A。上流側から10分以上歩いてきて、鉄橋より下流へ出ることを決意したのは、下り線狙いなことに加えて、その手前で振り向いてこの雲に気づいてしまったから。つるんとした空より、逆光でもドラマチックな絵が欲しい、と。
これが秋季なら夕焼けシルエットも可能かもだが、なにせ相手は臨時便。この8月が、どんどこ走りまくる最後の機会になるかもしれない。だから結果はどうあれ、なにがなんでも一度でいいから来ておきたかったのだ。で、相模方面に来る絶好の機会を利用したというわけ。そんな相模川橋梁。
練習で700と N も撮れたけど、わたしにしては珍しいことに、止め位置も空の濃淡も一番まともだったのが500の回だった。後追い+橋梁という苦手な条件下で。自分でびっくりした。鉄の神様に感謝。
そのかわり、虫の神様にも愛されてしまったが。こういう時に限って虫除けもムヒもないのは何故だろう。
Comments
学生時代よく厚木で小田急から相模線に乗り換えていましたが何か。
相模と相撲ってにとるのう
>ごとくん
あぁ、それで前「手動ドアの単線」に反応したのか!なっとく←今更
>わんこ
高幡不動と並ぶ定番ネタきたーw
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