渋谷つながるカウントダウン (7) 流浪いあわせ
23 Mar 2013
この週末3日間開催の「旧渋谷駅」イベントに行ってきたが、ものすごい違和感とじわじわくる寂寥感。中井さんのトークショーで言ってた通り、10年後に振り返ればまた感想が違うのかも。
さて引き続き回顧録の方も進めてまいりましょうか。
土曜日の駅も静かに動いている。
駅周辺が順光になるのを待っていては退室時間になってしまうので、そこは潔く諦めて朝食へ。といってもしつこいようですが庶民なので、あらかじめ調べておいた近場のファミレスでお手軽に済ませた。
まあそんな感じでセルリアンからチェックアウト。
今回利用した部屋のある階層はシティビューというだけあって、市街を鑑賞するにはもってこいのフロアであった。お世話になりました。次は再開発が一段落する15年後…か?
さて、機材は取り出したものの、2人とも夜景で燃え尽きた感が若干あり、わりとゆるめにうろうろと。
遠い先だと思っていた工事完了も、もう目の前に迫っている。
そして帰宅を兼ねて駅に入ったのだが、ここで予想外の現場に遭遇することになる。
ヒカリエのデッキから眺めている間に1番線へ入り、何故かずっと停まりっぱなしだった 9000 系。その先頭にはヘッドマークが。しかし問題はそこではなく、付近にテレビクルーがわらわら溜まっている。その手元を観たら、握られている台本の表紙に燦然と輝く「毎度お馴染み流浪の番組」の見慣れたロゴ。
この 9001 編成、ついさっきタモリ倶楽部の臨時列車として元住吉の車庫からここまで走ってきたものであった。先週と今週(首都圏基準)に前後編で放送されたあの回の収録日に、たまたま遭遇しちゃったわけで。
「いつもの面子」の皆様が駅員さん姿で収録を行う模様を、我々はカメラに映らない範囲からそっと見届けた。
と、そんな現場はさておき。
あと1ヶ月少々で、この5種が入り乱れる路線になることが、この段階でも未だにピンと来ない。
改札内外の賑わいからも、駅がその役目を終えた後の姿を想像することは難しかった。
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