そらのあしもと (2) 展望はむさし

たまには外食もいいよねという話になったので、お留守番モード発動。外食はあくまで付随イベントなのだが、本題はうまくいくかな? てことで、本日も引き続き年始の浅草から。

4番線になにか来るようだ。えっ? 来るのってアレなのか。じゃあ頑張って撮ろう。とはいえ、気づくのが若干遅かったこともあり、入線時に他の撮影者を避けるのは根本的に無理っぽい。まあできる範囲で。

やってきたのは、さっき浅草到着手前で引き上げ線に寝ていた車両だった。

その名もズバリ、スカイツリートレイン。ある意味、他の特急を圧倒的に凌駕する東武の本気。

これからお客さんを乗せて旅に出るようなので、停まっている間にいろいろ観察して回るとしよう。

この車両は、ツリーの高さと語呂合わせにするためだけにわざわざ設けられた「634 型」の名を持つ。もう発想が車のナンバーとかと一緒。

たかーいツリーもよく見えるように、展望車には天窓。たとえ行き先が風光明媚だとしても、まずアレがなければ出てこなかったに違いない構造。

当然、車体にもしっかりそのシルエットが記されている。

赤系と青系の色違いが2両ずつ連結されて使われている模様。浅草終端寄りが青で固定。まあ色が違うだけで車内設備とかはほぼ共通なんじゃないかな。しかし、水引っぽいロゴやな。

このときの行き先は鬼怒川温泉。他に日光等にも行くようだ。

臨時列車だし乗る機会はしばらくなさそうだが、東武が如何に自社所有施設を有効活用しようと頑張っているか、それが実によく伝わってくるデザインであった。

そんな 634 は、5分そこそこで慌ただしく浅草をあとにした。

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