めぐるよつくに (20) 蜜柑国・複線跨ぎ

お食事中の方には恐縮だが、どうも腸の調子がよろしくない。とつぶやいたところ、ノロを懸念される方続出。幸い他の症状がかぶってないので大丈夫だとは思うけど、なんにせよこれ以上崩さないように気をつけます。
さて、引き続き伊予鉄道でうろうろの話。

古町で降りたのは、ここに車庫があるから。また、市駅同様に郊外電車との乗り継ぎ駅でもある。むしろこっちの方がホームが近くて親切設計。

ただその関係上、市内電車(現地での路面電車の通称)は郊外電車の上下線を突っ切っていかないと JR 方面に行けない形になっている。あれが郊外電車。

JR 方面から電車がやってきた。一番奥から来て、このように斜めに開通したポイントを一気に渡ってくる。これはなかなかダイナミックな眺め。

更に逆方面になると、一番手前から奥まで全線抜けていくからこれまた見もの。しかし誰だよこんな構造考えたの。

せっかくなので、車庫もホームから見える範囲で眺めにいく。

随分いろいろな顔がいるもので。側面のラインが揃ってなかったら同じ会社には見えない。

誰に言われずとも見事に自明な、元京王車。ものによっては先頭車両にうっすら KEIO の文字跡を読み取れる。乗る時間はなかったが、利用者もそこそこいるようで。

片隅には、開業125周年記念のラッピング車の姿も見えた。125年すか…。少し前に100周年ラッシュがあったが、完全に上回っている感。

ついでに駅の内外も観察して回る。

郊外線・市内線ともに改札内にあった自販機。温泉も城もあるけど、まあそりゃ自社の列車は大フィーチャーしますわな。

ここの IC カードは「い〜カード」というらしい。前傾気味な電車キャラがいかす。

ちっちゃい電車組の日々の整備はこのへんでやっているのであろう。たくさん車両がいるのは、平日昼前で閑散アワーのためか。

一番奥にいた、現役には見えない保線車。こんなものが普通に転がってるあたりに、そこはかとなく感じる歴史の長さ。

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