銚子ののぼらない話 (2) 深緑と交換

父がひまつぶしに作るだけ作ってもてあましていた、2年かかってコンプした週刊なんちゃらのフェラーリラジコン。すーさんがお引き取り希望ということで、本日お引き渡し。ついでにプチ撮影(ラジコンじゃないよ)。あとは存分に楽しんでいただければ父も喜ぶかと。
さて本日も引き続き銚電あたりの話を。

仲ノ町から銚子へ行けなくなったイオンは結局、本来銚子から折り返してくるはずのダイヤに合わせて外川行きになった。我々もそれに乗って移動。

本銚子で下車。漢字だけ観ると「ほんちょうし」。なんか良さげ。

一日乗車券を買うと「清愛橋から銚子電鉄の写真を撮ろう」と書いてあるのがこの駅なのだが、せっかくなので実際にやってみることにした。改札を出て回り込むと、ほぼ歩行者専用(ちゃりも可)の細い跨線橋がある。それが現場。

隣駅でイオンと離合したカエルが、ほどなくして登場。緑に囲まれてすっかり保護色。

1面1線のホームを見下ろしても、やっぱり保護色。カエルはさっさと走り去っていった。

そのカエルの折り返しを待ち、また1駅移動。上下列車が交換できる唯一の駅、笠上黒生。くろなまじゃないよと判っていても、脳内ではついついくろなま扱い。

反対ホームの端(正確には下)に移り、しばらくすると対向列車が揃う。あっさり並び捕獲。

ここで必ず行われるのが通票の交換。単線で手動閉塞ならではの、なんとなく味わいある光景。

2列車を見送り、周囲をちょっとだけ散策する。

上りホームの脇には、おそらく現役での出番はなさそうな引き込み線。その奥にトロッコ車「澪つくし号」が止まっている。このままここでひっそりと余生を過ごすのだろうか。

基本的に住宅街なので、散策はほどほどに駅構内へ戻る。警告看板の赤色であったと思われる文字はすっかり褪せていた。

地味にこの駅も味わいあるよな。そんな中、よく観ると異彩を放つ「Wi-Fi つかえます」。えーほんとかよーと思って試すも、あまり強い電波は得られず。

かつての面影が、こんなところでそっと往時を偲ばせていた。

まぁ列車本数がないんで仕方ないんすけど、次までひまやなー。おとなしくベンチで待つ。

ボンビー2匹め発見。仲ノ町のが「さる」でここは「とり」ね。

結局イオンが戻ってくるまで30分くらい待ったかな。ここでは通常営業のペース。

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