銚子ののぼらない話 (2) 深緑と交換
29 Sep 2012
父がひまつぶしに作るだけ作ってもてあましていた、2年かかってコンプした週刊なんちゃらのフェラーリラジコン。すーさんがお引き取り希望ということで、本日お引き渡し。ついでにプチ撮影(ラジコンじゃないよ)。あとは存分に楽しんでいただければ父も喜ぶかと。
さて本日も引き続き銚電あたりの話を。
本銚子で下車。漢字だけ観ると「ほんちょうし」。なんか良さげ。
一日乗車券を買うと「清愛橋から銚子電鉄の写真を撮ろう」と書いてあるのがこの駅なのだが、せっかくなので実際にやってみることにした。改札を出て回り込むと、ほぼ歩行者専用(ちゃりも可)の細い跨線橋がある。それが現場。
隣駅でイオンと離合したカエルが、ほどなくして登場。緑に囲まれてすっかり保護色。
1面1線のホームを見下ろしても、やっぱり保護色。カエルはさっさと走り去っていった。
そのカエルの折り返しを待ち、また1駅移動。上下列車が交換できる唯一の駅、笠上黒生。くろなまじゃないよと判っていても、脳内ではついついくろなま扱い。
反対ホームの端(正確には下)に移り、しばらくすると対向列車が揃う。あっさり並び捕獲。
ここで必ず行われるのが通票の交換。単線で手動閉塞ならではの、なんとなく味わいある光景。
2列車を見送り、周囲をちょっとだけ散策する。
上りホームの脇には、おそらく現役での出番はなさそうな引き込み線。その奥にトロッコ車「澪つくし号」が止まっている。このままここでひっそりと余生を過ごすのだろうか。
基本的に住宅街なので、散策はほどほどに駅構内へ戻る。警告看板の赤色であったと思われる文字はすっかり褪せていた。
地味にこの駅も味わいあるよな。そんな中、よく観ると異彩を放つ「Wi-Fi つかえます」。えーほんとかよーと思って試すも、あまり強い電波は得られず。
かつての面影が、こんなところでそっと往時を偲ばせていた。
まぁ列車本数がないんで仕方ないんすけど、次までひまやなー。おとなしくベンチで待つ。
ボンビー2匹め発見。仲ノ町のが「さる」でここは「とり」ね。
結局イオンが戻ってくるまで30分くらい待ったかな。ここでは通常営業のペース。
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