あじさいに電車 (4) 美貌競う役者

商業施設で冷房あたりすぎて昨夜の体調がよろしくなかったのだが、午前中おとなしくして回復したらひまになったので、ふらっと出かけてきた。かなり久々やったなー。その話はまたそのうちとして、箱根1週目分おまけ。花ばっかりまとめてみた。

と言っておいて最初に花じゃないものが出るのは仕様です。

大平台の駅ねこ…なのだろうか。やたら人慣れしており、写真も撮り放題。そのかわり、おなかがすくと寄ってくる。食料持ってないよー。

えーと花ですね花。

駅構内で見応えあったのはやはり宮ノ下。色もボリュームも豊富に揃えてあった。

よく観ると、一口に紫陽花といっても実にいろんな花の形がある。色だけでなく、大きさも枚数も配置も結構違うもんやね。

中には、幾重にも花びらが重なっている品種も。これだけ見せられたら紫陽花と判らんかも。

電車と合わせて撮ることが主眼やったからマクロに適した機材は持ってなかったけど、単体の鑑賞対象としてもなかなかおもしろそう。

塔ノ沢では、さらに変わったものを見かけた。

黄緑と薄桃色。そんな配色は初めてお目にかかった。質感も相まって和菓子っぽいイメージにも思えて、つい「おいしそう」という感想が。

そしてこれまた、もはや別の花のようなフォルム。青紫から白へのグラデーションが上品で綺麗やね。

湯本への帰り道。19時前を目処に点灯されたのか、駅手前の密集地帯はライトアップされていた。サービスと称して電車は微速に。ということで窓から流し撮りを敢行。

いやいや流れ過ぎですから。ISO 上げるの忘れてた。

こうして最後に前衛作品を量産しつつ、夜まで花見を楽しんだのであった。

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