青いリボンのマーチ (1) 交差する空間

近くにあんまり本屋がないこともあり、1冊買うだけでもついつい通販使いがち。ショップによっては送料無料で助かる。保管場所に限りがあるから本はあんまりホイホイ買わないようにしてるんだけど、今回のは意外と読むとこあったから買って正解かな。
さてここからはお盆前、帰省ついでにあちこち回ったお話。

いくら旅程に余裕があるといえども、初日の出だしはやや波乱含み。

これは定刻9時半発の羽田便。ただいま 9:25、使用機材が到着いたしました。
前日の東京は激しい雷雨に見舞われた。当然羽田の発着も大いに乱れ、余波が翌日に及び。欠航にならんかっただけよしとしよう。

JL110 便は50分ほど遅れての離陸。767 の回りは早い。

東向きの航路も幸いしたか、到着時には遅延30分以内にまで巻き返していた。荷物を拾って(混雑のため預け推奨中)まずはごはん。

手っ取り早くターミナルで食べよう。お、カレー屋さんを発見。ここにします。って、おや?

こちらの AVION というお店、どうやら昭和の五輪前後にあったレストランの復刻版らしい。

地味にありがたいのが「ごはん小盛」。1食の上限が減ってる自分にはジャストサイズ。ビーフカレー、おいしゅうございました。

昼食時間の圧縮には成功したものの、レンタカーの予約時刻には間に合わず、一報入れつつ遅れて到着。からのお墓参りを無事済ませ、そしてさいたま実家にごあいさつ。ここ数年、雑談や雑用にお応えしつつ長居しない(宿泊もしない)スタイルで定着しつつある。

帰省と呼べるのはほぼここまで。じゃ、お宿のある都内まで戻るか。

春日部駅の工事は少しずつ進んでいる。どうやらホームをまるまる1本ずらし、空いたところへ高架を建てる手順のようだ。

ここでアレを待つ。いや、旦那さんがたまたま券売機をチェックしたら空いてましてね。

おっ、きたきた。スペーシア X。前回撮っただけで乗車はしてなかったから、距離短いのは承知でちょいと乗ってみよう。

お席はふつうにスタンダード。まあこの短時間ですし、まずはお試しってことで。

シンプルなシートに、ヘッドカバーはロゴ入り。

前席背面に置かれたリーフレットによると、どうやらカフェもフリー入場ではなさげ(要整理券)。両端車も特別な座席で固められているようだ。おとなしく自席を堪能しよう。

すっきり整頓された、なんかこう新幹線みを感じる妻面。車両製作が日立とわかると納得感がある。

扉の窓部分やシェードなど、あちこちに六角形モチーフがあしらわれている。

とかなんとか観察してたらあっという間に浅草。速い。

いかにもバブル仕様な先代とはだいぶ違うけど、普通席でも乗り心地は良好であった。

あとは降車ホームで外観を少々拝見。

いつの間にやらホームもちょっとしたリニューアルが施されている。どことなく和風なのは土地柄か。

先頭車だけは窓形状が特殊。ちらほら見受けられた六角形がここにも。

こうして、ブルーリボン賞を受けた車両の乗車歴がひとつ増えた。最初からそのテーマで旅程を組んだわけじゃないんだが、結果的に今回は他にも受賞した面々と顔合わせすることになる。

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