個人の空間を求めて

台風来るぞ来るぞと言われつつ、現状ではまだそこそこ雨が降っている程度で済んでいる。が、ほんとに真正面から来られるとえらいこっちゃなのは学習済。どう転んでもいいように心構えだけはしておこう。いつ買い物するかが目下の課題。
さて今回も7月第3週、初モノ見物のお話。

日曜の午後。家事を片付けてから出動したはいいものの、定番撮影地への移動が間に合いそうにない。とりあえず正雀に寄る。

というわけで本日のターゲットは「ア」ことプライベースさん。デビュー日が日曜とは珍しいが、ともかく初日を記録に来た。

改めて移動した先は茨木市。特急停車駅で手堅くって言ったらここか高槻市が相場である。

初日でお試し乗車の人も多かろう、どの列車も大人気。撮る人には梅田方ホームの京都寄りが大人気。そして、充当車両の中に1本だけいる「主役」はさっさと折り返してきて京都に向かってしまった。あまりの暑さもあって、駅カフェで涼みつつしばし待機。

頃合いを見計らってホームに戻ると、人はすっかり減っていた。それもそのはず、

まさに今回の目玉・4号車にだけビルの影が見事に当たるではありませんか。茨木市は午後浅め、と(心のメモ)。
京都線の特急自体、正雀でお迎えした 2300 系で最終的には統一される予定。だが指定席車以外の製造が追いつかないので、当面は 9300 系の一部に挟み込んでの運用となる。つまり後者はいつかいなくなる=長い目で観ればレア、と旦那さん。なるほど。

9300 自体も入って結構経つよな、と思ってたところに通りかかる HM つき。20年だそうです(厳密には去年が節目)。

20分後、2300F が帰ってきた。影を4号車に当てない努力はしたが、まあこんなもんっすね。

手ぶらで帰らず済んだところで、あとは梅田の様子をうかがいに行こう。

あ、やっぱり。何かしら終端に置いてるだろうと思ったら。

有料指定席は阪急史上初の制度。ホームでもいろいろと掲示物が増えている。

特急だから原則として1号線での発着(3号線も対応)。ちょうど狭い位置なので待つのも大変だが、我先に乗り込む必要はないよな。

なお、掲示物に関しては珍しい現象を観測。Service と表記すべき箇所がごっそり “Serivice” になってたらしい。壁面の「ご利用案内」みたいに平たいとこは英語部分まるごとシール。足元のシールは凹凸があることから同様の対応ができず、とりあえず i だけ隠してみた模様。そのうち全とっかえされるやろ(もうされてるかも)。

と、そんな誤植はさておき。17時台は運行頻度が増え、1時間に4本。うち3本が10分おきに出る。

この日は3本とも 9300 の運用。たくさん来るので、細かいとこを観察。

4号車専用乗車口の脇に設置された液晶の表示器。地味に驚いたのは、LED であれだけ再現度にこだわった「阪急フォント」じゃないこと。京阪 3000 系とかと似てる。狭い面積で情報量が多いから読みやすさを重視したか。ちなみにロゴ左右の帯は演出でふわふわ動く。

他の号車は前からいるやつなんで普通なんだけど、その結果おもしろいことになっている。

窓の高さめっちゃ違うし。下端がだいぶ上、上端もうっすら上。

足元にはゴールド風の細い線がアクセントに引かれている。阪急ロゴも車番も同じ色。

待つこと1時間少々、ようやく 2300F が梅田入り。

運行開始に合わせ、吊り広告枠もすべてお揃いになった構内で出迎える。

正面の窓形状、特に下部の角処理が直角じゃないのが目をひく。

終端と一緒に記念撮影。このへんから撮ろうとする人もさすがに大勢。

当たり前だが全車両 2300 系なので窓の高さは一致。てことは、自由席に乗っても窓がちっちゃいのか。

しばらくの間、編成全体が 2300 なのはこの1本のみ。9月以降に出会うのは運次第やな。

こうして、運行初日はひたすら外観を拝見してお開きとなった。乗る機会は別途作られるのだが、その話はまた今度。

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