輝く青葉、極楽の香り (4) 俗世に咲く花

昨日はちょっと軽く遠出してきた(日帰り可能範囲)。多少混雑するであろうことがあらかじめ想定できるジャンル(?)だったとはいえ、実際には想定より賑わってた印象。吸引力の変わらないコンテンツってのは時間経っても強いんですなぁ。
なわけで月初の高野山周辺、最後に改めて電車を少々。

下りのケーブルカーは空いているかと思いきや、まったくそんなことはなかった。むしろ海外のお客様で大入満員、立ち客も多数。ドイツ語やら台湾語やら、洋の東西を問わず飛び交う異国の言葉に囲まれつつ、極楽橋に到着。ふぅ。

帰りに乗るものは特に決めていない。ちょっと撮ってくか。

ホームのすみっこまで行ってみたが、そもそも入線はカーブなので全体が入らんし立ち位置も気を遣う。やっぱ終端にしよ。

下がったところで次に来るのが天空。どうやら種別によって入るホームがだいたい決まっているようだ。

乗ろうと思えば乗れそうにも見えるこの電車。だがしかし、天空に限ってはそうはいかない。なんとこのご時世にあって「予約は前日までに電話のみ」というある意味ストロングスタイル。旅行商品としての需要の方が大きいのだろう。

よって、たとえ空いてるように見えても当日飛び乗ることはできない。今回もやっぱり車両を眺めるだけなのであった。

あ、そうだ。駅舎で撮りそびれていた箇所があるぞ。

さっきはケーブルのりばにまっしぐらでスルーしてしまったが、鉄道線終端の先にあるコンコースもお色直しされていた。

天井を埋め尽くす絵の数々。概ね和テイストでありつつも画風がバラバラなのは、複数の画家さんに依頼した結果らしい。

乗り継ぎ時間を利用して、お気に入りの1枚を探すのも楽しそう。

次の各停が出るまで10分以上。

至ってふつうの 2300 系。おや、なにかついてるぞ。20周年と書かれた HM、何の周年かと思ったら「高野山の世界遺産登録」。節目にできるものはなんでも使っていく姿勢ですな。

このホームにだけ飾り幕が施してある。といっても、こうやの乗り降りはこのホームじゃないっぽいのだが。

と、そこへちょうどこうや到着。今回は 30000 系に当たりやすいタイミングだったようだ。

高野線の主役級が並び立ったところを見届けて、各停に乗り込んだ。

こちらもやはり海外のお客様が多めだが、さすがにぎゅうぎゅうということはなく、ゆったりした山下り。

数十分揺られて、往路同様に橋本で乗り継ぐ。駅でおやつでも売ってればよかったんだけど、どうも構内から商売っ気を感じない。補給はあきらめて、先発列車で難波へ戻ろう。

快速じゃない方の急行は少し停車駅が増える。馴染みのない駅をいくつも眺めつつの帰り道となった。なお、空腹を埋めるべく難波でカフェに潜り込んだものの、夕飯までの間合いを計り損ね、最終的に満腹になりすぎたのはご愛嬌。

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