まだ見ぬゴールめざして (6) 冷涼山麓

確定申告のことをすっかり忘れていた。こんなこともあろうかと普段から経費を細かくまとめているので、比較的スムーズに入力できるのが幸い。あとは印刷して出すだけ。雪じゃない日にしよっと。
さて引き続き私鉄攻略、京王の支線を少しずつクリア中。

調布からしばらく本線を西へ進む。

本線の終点は八王子。その1つ手前・北野で、各停と同時発車。見事な並走となった。といっても勿論複々線などではなく、もともと北野から支線へ進む列車に乗っていただけのこと。
こちらは高尾線。八王子の市街地を離れ、どんどん奥へと入っていく。

中央線と接続する高尾駅で、しばし待機。最後の1区間だけ単線なので、対向列車がやってきたところで発車となる。

トンネルを抜け、鉄橋を渡れば、そこが終点の高尾山口。「やまぐち」ではない。高尾山に登る人のためのような駅である。

レジャーとしても信仰対象としても、ピーク時には多くの人が訪れるのだろう。こんな山の中(失礼)にもかかわらず余裕の10両対応。本線直通の優等列車もあり、乗ってきた車両は「準特急」で折り返すようだ。準特急ねぇ。九州の準快速に匹敵する不思議ネーム。

なお、ここの終端も延伸する気配ゼロ。

例によって改札外にも出てみたところ、あまりにも絶賛工事中で駅舎と呼べるものは実質なし。駅名表示もかなりのにわか感を醸し出している。
それより、寒い。明らかに今までの屋外より冷える。やっぱ標高が上だからか。

寒いのでそそくさと構内へ。こんなとき、10分に1本電車があるのは嬉しい。

ホーム端が細すぎるので、お迎えはこのへんで。早速乗り込む。…ん?

さっき乗ってきたやつ(8713 編成)と同一形式だと思ったんだけどなぁ。なんか違うなぁ。思わずカメラのプレビューで 8713 の車内を見直す。

ほんとに全然違うし。モケット色だけかと思いきや、つり革の向きも形状も違う。床の模様まで違う。
帰宅後じっくり調べたところ、8713 は昨年に大規模改修を受けたもの、8733 は未改修、という話だった。なるほどね。そりゃ今風にもなるわ。

ともかく、これで北野まで戻る。

パンタ位置再現が細かい、と旦那さん。朝の上りはともかく、この時間ならどこでも快適だ。強いて言うなら、登山帰りのおっちゃんが炭酸ペットボトルを落とし、開封時に盛大に噴き出させていたくらいか。同情はするけど床は拭いていただきたかった。

北野に着いて、また別の列車を待つ。京王って本線系列の車両がたった3形式しかないらしい。これが 7000 系、高尾線で乗ったのが 8000 系。あと1つでコンプっすね。

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