祝いめでたい魚の町で (1) 目ざす玄関口

もうすぐ2人揃って(スケジュールがかぶったのは偶然)健康診断。直前になって急に食事量だの飲酒量だの気にし始めるのは仕様です。付け焼き刃もいいところである。連休からまだそんなに経ってないからなかなかねー。ま、そんな年もあるか。
さてここからは連休後半2日め、ちょっとだけ遠くへ日帰りレジャーのお話。

この日、出発地点となったのは難波。

あちらのサザンにて指定席をあらかじめ確保しておいた。出先での諸条件を考慮して昼前のタイミング。

割り当て車両はプレミアムじゃない方。

乗ろうとするとよく当たりがちだが、昭和世代の車両は乗れるうちに乗っておくべきともいう。全面置き換えがいつになるのか知らんけど。

今回は、このようなきっぷを入手しての1日行動である。

加太観光きっぷ。にも2種類あり、和歌山市までの往復で特急に乗れるやつと乗れないやつがある。もちろん難波からの長丁場には前者1択。で、和歌山市から先は加太線内乗り放題の専用磁気券が別途ついてくるという仕様になっている。このようにやや複雑な組み合わせのためデジタル購入はできず、主要駅にて有人窓口に並ばないといけないのが数少ない欠点。買ってしまえば楽なもので、あとは帰りの時間に合わせて特急を決めるだけ。

改札外のポップアップショップで仕入れたおやつをもぐもぐしながら、1時間の移動。

予報通りのとってもいい天気。海沿いの公園はバーベキューなどで大いに賑わっている。

列車は目立った遅れもなく終点までスムーズに到着した。

でだ。加太線に照準を絞った理由はほかでもない。というか、駅構内にもういる。

あちらの皆様が加太線向け車両でございます。かわいい。
数年前、路線開業 100 周年を過ぎた頃に端を発する「加太さかな線プロジェクト」という取り組みの一環で、7100 系をお色直しした「めでたいでんしゃ」が4編成投入されている。1本は線内走行中でお留守。

いずれもモチーフは加太で水揚げされる鯛。赤いのが3本め「なな」、水色は2本め「かい」。

そして黒いのは4本めの「かしら」。ちょいワル海賊風なのはなんでかと思ったら、まさかの HYDE 氏コラボ。以前サザンでも何かやってたのを思い出した。

大変ありがたいことに、どれがいつ走るのかは公式に告知されている。みんなの出番まで少し時間があるな。

ので、いったん改札を出よう。

過去の市駅訪問はなんと10年前。ホーム以外の駅構造が大きく変わっているのは知っていたが、実地は初めて。

ニュー改札は1階に設けられ、天井が高くなった。それを見下ろすニュー駅ビル。

全面的に建て替えられた施設には「キーノ和歌山」の名が冠された。そして大変ありがたいことに、2階にちゃんとした飲食店ゾーンが設けられている。過去訪問時にもっとも苦労した点が解消。

おかげでおいしいそばにありつけた。

無事に昼食を終えてホームに戻ると、顔触れに変化が。

最初に投入されたピンクの「さち」が帰ってきている。とりあえず姿だけは全員確認できた。攻略はこのあとが本番。

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