近畿の雄ここに在り (6) 島風を感ず

眩しい陽射しから一転、梅雨に戻ったかのような残念なお天気。それでも、窓を開けておけばそれなりに涼しさを感じられるだけまだましなはず。夏本番に向けて、暑さに慣れていかんとね。
なわけで6月の近鉄標本採集、ラストはあの看板役者を。

淡々と撮り続けている間に、ふと気づく。

標本撮影にほどよかった奈良寄りの位置。ちょうど背後に、車販の準備をする小部屋があった。スタッフらしき人たちが何度も出入りしている。
もしかして、アレの車販ワゴンもここで積み込むのかな。

やがて、ワゴンやら何やらがホーム中程へ向かって運ばれていった。中の人も移動。

気になるのでついていってみると、中央改札へと続く通路の手前にそれらしき皆さんが勢揃い。邪魔にならないように、はしっこから様子をうかがう。

特急通過のアナウンスが入り、アレの姿が見えるか見えないかのところでスタッフさんたちが一礼。このへんはある意味、新幹線とかと同様の作法やね。

ワゴンやポットなどを素早く積み込み、乗務員の人はそのまま車内へ。青シャツの人はホームに戻ってバックヤードへ去っていった。やはり上本町で積み込みだったか。難波より環境が充実しているのか、裏方作業を始発駅で見せない工夫なのか、理由は推測の域を出ないが。

てことで20分後。本日第2の目玉、しまかぜ登場。

これから乗ると思われる人々が、一斉に携帯やコンデジを向ける。旅の始まりの1枚かな。

特等席の最前列には、おばあちゃんと孫らしき姿。この日のためにがんばってゲットしたのだろうか。

停車時間は1分もない。他車両と同様に、きちっとした写真を押さえておく。

おや? なんか模様がついてるなと思ったら、ブルーリボン賞の記念じゃないですか。居合わせた同業さんが勝手にしゃべってくれた話によると、なんせ昨年の受賞なんでもうじき剥がされる(現時点でもう取れてるかも)とのこと。

精悍な先頭部。宝石のような複雑なカットが目を引く。確かにこれは、いっぺん最前で景色を楽しんでみたいものだ。

なお、発車目前に普通電車にかぶられて焦ったのは、苦し紛れの飛び出しキャッチからお察しください。
そんなこんなで撮影終了。鮮魚狙いの入場から随分時間が経ってしまったが、1駅乗って日本橋からちゃんと出られた。その後は地下街でうどんをすすって一旦帰宅、夕方にウマを撮ってから三宮で飲み会と相成ったのであった。

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