新しい街をつくろう (12) 他社と接す

今日は1日中あれこれ忙しかった。朝ラッシュの余韻が残る中を移動、昼は思ったより人出の多い梅田で諸々の予定をこなし、帰ってきたらもう夕方。ある意味、だらだらとひまを持て余して過ごすよりは健康的かもしんない。お金はかかるけども。
さて年末首都圏、最終日もしっかり電車タイム。

大手町から次の目的地へ移動すべく、三越前で乗り換え。

その名が示す通りのロケーション。夢ロードと呼ばれる改札外の通路には、江戸の街を描いた絵巻。

その中にひときわ大きな店として登場するのが越後屋。いうまでもなく三越の前身である。

地下にも立派なエントランスが設けられている。モダンな建材に老舗ののれんを合わせられる、というより歴史的背景で説得力を出せる百貨店はそうそうないぞ。

厳密には百貨店部に含まれないはずの通路の柱にまで意匠が凝らされているあたり、ズバリ駅名に店名を冠しただけのことはある。

一見すると伝統と格式を感じさせつつ、二次元方面とコラボする柔軟さも併せ持つ三越。そこが生き残りの秘訣か。

さらに地下鉄で北上、上野までやってきた。

こちらもまた別ベクトルでしゃれた通路。平たく見えてじわり上り坂を進むと、さらに別の駅に着く。

わ、きっぷうりばが海外のお客様であふれかえっている(ので構図に入れない努力)。やっぱ空港アクセス路線の訴求力は強いなー。

そんな京成上野駅。はて、使ったことはあったっけ。記憶曖昧。

JR の駅はちょっと離れたとこにある。

目つきの悪いパンダにごあいさつしつつ、さっそく構内へ。

ホーム上には終端まで余裕をもって柵が設けてあるため、遠巻きに車止めを拝見。奥の壁に謎の遊び心が埋まってるのはなんなんすかね。いずれにせよ、柱がバンバン建っているので撮影に適した場所ではない。

てことで、屋外の駅まで移動。

久しぶりすぎて前回訪問の記憶がない京成関屋。見るからに「あとでホームを延ばしました」感のある構造。

各停しか停まらないけど、利用人口が増えるにつれて編成も長くなっていったと推測。

で、上野方面を振り返ると、下り列車をいい感じでお迎えできる。ただホームが狭いので立ち位置には気を遣う。

京成はあんまり撮る機会がないので、とりあえずなんでも撮っておこう。

お目当てはスカイライナー。上野にいっぱいいたお客様候補も、たくさん乗っているかな。それとも南海と一緒でお安い列車が人気なのか。

進行方向後方のホーム上は屋根がなく、高架駅という条件も加わって空が広い。

そんな当駅で、さらに乗り換えを重ねる。

北側へ出ると、すぐ目の前に別の駅。

東武の牛田。この距離感で駅名が異なるのもよくわからんが、それぞれに命名の根拠があるのだろう。

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