緑と青葉の秋歩き (3) 豊穣の園

寒いなぁ。台風でまとまって雨降ってるのもあるけど、なんか明らかに気温が低い。買い物に車で出ただけだから薄着でもなんとかなったけど、屋外ではかなり冷えを感じた。季節の推移がランダムになると体調崩しやすいので気をつけないとな。
なわけで東急支線さんぽの巻ラスト。

長津田工場の南側には、線路沿いに田園地帯が広がっている。ということを往路の車窓から確認していたので、田んぼがより多くありそうな方へ行ってみた。

ほどよく実り、頭を大いに垂れている稲穂のみなさん。黄金の野の向こうを、ときどき電車が通過する。周囲の田んぼでは今まさに刈り取りを行っている場所もあり、あと数日遅かったら刈られていたかもしれない。

田んぼの片隅に彼岸花を発見。この時期だけの花もまた、今が盛りと咲き誇る。

一帯をぶらぶらしていると、かかしの密集地帯があった。

どうやら、ご近所の小学校が田植えをした区画のようだ。特定学年が特定作物を育てるというのは自分の頃もあったが、ここの5年生はお米を作るのか。

祝日明けた頃には、みんなで楽しく収穫作業だったことだろう。その後はやっぱり脱穀やら何やらやって、おいしくいただくところまで授業でやってほしいものだ。

せっかくなので、順光側となる線路西側にも足を運んでみた。こちらは畑が中心で、景色としてはちょっといまいちか。それでも、小規模ながらいろんな作物の姿も散見された。

りんごはともかく、栗がもうちょっと色づいてればベストだったが、贅沢は言うまい。

あと柿が結構いい感じ。
全国的に言うと、横浜イコールみなとみらい地区のようなものをイメージする人が多数かと思う。が、実際住んでみて判ったのは、内陸部はだいたいこんなもんだということ。こどもの国線沿いは大半が青葉区に属する(長津田周辺だけ緑区)。区の名前が自然豊かなのは伊達じゃないわけで。

と、ひとしきり堪能したところで、そろそろ帰るか。
ここは恩田と長津田のほぼ中間地点。同じ道を戻るのも芸がないので、ウォーキングがてら長津田まで歩くことにした。坂を上り、住宅街を抜け、20分弱で到着したのは北口。

北口から入った目の前で待ち受けていたのは、当駅を頻繁に使っていた頃の通路だった。
田都線ユーザーの横浜民が新幹線に乗る場合、ここでハマ線に乗り換えるのが楽。JR の「横浜市内」適用範囲内なので、運賃的にも有利。だから多用していたわけだが、つまり専ら乗り換え地点としての利用。東急の正面改札(右奥)を出て JR(左手前)に直行していたため、駅構内から外に出たことが一度もなかったのだ。

そんな通路で配っていたものを勢いでもらって、ハマ線経由で帰宅した。

うーん、東急限定のポイント制度かぁ。のるるんはかわいいが、今の住まいではとても有効利用できそうにない。

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