刷新のミュージアム (8) 樹下から天空へ

買い物の用事があったんで、本題が済んだあと本屋へ。食料品向けのエコバッグと、普段の買い物に使える程度の小さめバッグ。本屋でバッグを買うというのも変な話だが、お値段ほどほどやし、バッグ屋ハシゴするより早いのよ。
さて春帰省ついで旅、ランチタイムを兼ねて。

東武の車内でいくつか中吊りに目が止まった。

えーと、てことはスペーシア X はもう走ってるんですな。クレしんはもうすぐか。はさておき、別の中吊りで観たものが気になったので、混雑覚悟で行ってみよう。

あっという間に到着。絶賛改良工事中のスカイツリー駅。

時は5月連休。という時期もあって、期間限定イベント開催中。

屋根よりは高くないが、人間よりはだいぶ高いところに、こいのぼりが無数に泳いでいる。

そういや、これ正面口だと思うんだけど、こんなんなってんのね。前に登ったときは地下ルートやったし。

こいのぼり産地で有名らしい加須のものも展示中。

なお、よーく観ていただくと「鯉ではないもの」がまぎれこんでいる。

チンアナゴさん。ツリーの足元にある、すみだ水族館にちなんだもののようだ。かわいい。あとあんまり違和感ないな。

当家がいちばん上の展望フロアまで行ったのは、間違いなく空気が澄んでいる真冬だった。春とかでもこのくらい天気よければ見晴らし期待できるかな。

で、人多いの承知でわざわざ連休のスカイツリーに来た理由、それは昼食。

ちょうど「台湾祭」やってましてね。屋台が出ていることだけは中吊りですぐわかった。台湾めし、うまいじゃないすか。てことで、複数屋台を見比べた結果、麺のブースにしばし並ぶ。

巨大チンアナゴとか眺めて待機。行列してたんは正味10分くらいかな。たぶんネックは行列より着席場所。

さくっと断念して花壇のふちに陣取った。牛肉麺と担仔麺。いかにもあっさり後者に対し、地味に辛い前者。いずれにせよおいしゅうございました。

ではそろそろ次のスポットへ移動しよう。駅へ向けてソラマチを抜けていく。

そのルート上も無限こいのぼり。陽射しが強くなってきて、地面にも魚影がコピーされている。

一戸建てのおうちでポール立てたり、マンションならベランダに出したりはできても、個人でこの物量は出せない。大掛かりにやる場合、ときどき地方で川を横断する隊列はあるけど、都心でもやりようによってはうまいことできるもんだ。

コミュニティバスの標準的なやつがバス停にいるのを横目に、奥の入口から地下へ。

ここは押上駅であってスカイツリー駅ではないのです。まあ間違う人いくらでもおるやろなぁ。ただ、注意喚起の案内だとしても別の意味で熱量を感じる掲示ですこと。

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