あつまれ東京の秋 (6) 新路線走る

来年の予定(正月ではなくもっと先)を考えようとして、あれその時期はなにか先約があったような。だがしかし、思い出そうとしてもさっぱり出てこない。なんだっけ。まあそこに予定入れられないことには変わりないんすけどね。
さて10月東京の続き、まだ帰るまで少々お時間がございまして。

海老名からの復路は再び相鉄。そろそろ着くぞ。

って1つ先の駅との間隔めっちゃあるな! 各停で15分ノンストップ。生駒のトンネル5分を大きく上回る数字。

というわけでやってまいりました。

19年開業、もちろん当家は初到達。そしてひらがなの長さ際立つ駅名。

羽沢横浜国大。いやどの言語で書いても長いわ。
現時点では相鉄管轄駅の北限(来年に延伸予定)。この新線開業によって相鉄長年の悲願「東京乗り入れ」をついに遂げた結果、路線図の分岐先は都内をぶっちぎって川越まで到達している。

といっても時間帯限定の話で、日中は概ね新宿止まり。それでも一気に新宿出れるだけでも大進歩。

もちろん来たからには利用実績作りに改札を出る。シンプルながら明るいコンコース。

外観はさらにシンプル。

でだ。羽沢といえば貨物駅である。当家では転居の荷物輸送でお世話になった思い出スポットだが、これまで旅客鉄道不毛地帯だったこともあり、現地を生で観たことはなく。

せっかくなので観に来た。といっても線路上は危ないのでがっちりフェンスガード、横からのぞくのが精いっぱい。奥に見えるヤードのどこかで、うちの家財道具も積み込み作業を受けたことだろう。

駅前でははりきってタワマン建設中。これから住宅がどんどん増えていくかもしれんね。

ひとしきり外を拝見したところで、構内に戻ってホームからの景色を確認。北側にはトンネルと地上線。今走っている電車はすべて後者を通り、トンネルは新横浜へと続く延伸区間の経路となる。

反対側はわかりやすいシールド型トンネル。よく観ると結構な急坂やな。

と、新駅を堪能して相鉄本線に復帰。なんせ羽沢発着の電車は30分に1本、逃すと後がつらいのよ。

合流点は西谷。あれ、朝のと雰囲気似てるけど形式違うな。さっきの 20000 系は地下鉄向けなので貫通型、こっちは JR 向けの 12000 系。なるほど。

直通にあたって駅舎にも手を入れたようで、とっても綺麗な構内。と、そうにゃん。

ホームの足元はまるで JR。シールデザインのテンプレ分けてもらったんすかね。

新横延伸ができたら、相鉄民も電車1本で新幹線。クロスするばかりで不便だったみなさんには朗報やね。

新車と雰囲気を合わせるリニューアルを受けたらしき 9000 系で、あとは横浜へ。

こうして、ここ数年の変化に追いつけていなかった東京補習も無事終了。

首都圏では珍しい両扉開放を眺めつつ、駅に降り立つ。

相鉄唯一の頭端式ホームは、ドアがついたくらいで相変わらず。阪神の梅田と同じで、都心接続ポイントとしての利便性は今後も保たれるのかも。

最後にもうひとつ寄り道すべく、乗り換え先へと向かう。

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