予讃ものがたり (1) 郷を愛す電車
29 May 2022
昨日は特にネタもなかったんで、そう遠くないところで鑑賞会。想定以外のものも楽しめたし、結果として避暑っぽい過ごし方もできたし(日中は予想よりだいぶ暑かった)。強いていえば同一敷地内で催事が複数やってて、電車がえらい混みましたわ。
さてここからは5月連休、正月以来の帰省旅のお話。
帰省といえば恒例の寄り道。今回はそこまでメインルートから逸れない程度の場所をチョイスしてみた。
で、いきなりの保存車両。335 号、このビジュアルにして 2006 年まで現役だったというから恐れ入る。
車内にもふつうに入れるのは、この設置場所が公園として一般開放されているからかな。
強烈に狭い運転台も覗ける。いまどきの電車は中の人にとって相当快適だろうなぁ。
なわけで、ここは高松市内。といえばもちろん、ことでんの勢力圏内である。
志度線の終点より少し手前にある房前公園が、335 号の展示場所。
道の駅が併設されており、駐車場もそれなりにあるのが助かるポイント。
ほぼ海に面していると言っていい立地で、海と公園の間にちょうど志度線の線路。車両の撮影には向かないが、乗車したならさぞナイスな車窓が味わえることだろう。
公園から徒歩で軽く行けるところに、駅もある。ちょっと行ってみよう。
ってまたえらいジャストタイミングで電車来たな。
塩屋。神戸じゃないよ。
コンパクトな無人駅で、出入管理はいわゆる簡易改札機に一任されている。ちょうど今春から志度線全体でワンマン化されたようなので、それに合わせての設備投資でもありそうだ。
そしてもちろんあのイルカが待っている。ごみ!
これだけで終わるのもアレだし、中心部にも足を運ぶ。ここが車移動なのは今回は勘弁いただきたい。明るいうちに松山まで行かんといかんので。乗るのはまたいずれ高松に目的を絞ってゆっくりと。
で、瓦町。当日朝まで知らんかったんだが、コンコースでは部品販売会にワークショップと大々的にイベント開催中。それをちらりと横目にホームへ急ぎ、別の目的を無事達成。その話は次回きちんと書くとして、構内にあふれる「名物」を巡回。
ことでんといえばことちゃん。時期によって微妙にキャラデザが違うような気がしないでもない。
前回訪問より後に生まれた、ことのちゃんもすっかりレギュラー入り。
駅員でもあるので、ご時世にしっかり沿った内容もこなす。
というか、掲示物にいるだけでつい観てしまうので、伝えたいことを読ませるための登板というのは圧倒的に正しい。
だが、ことでんのいいところはイルカファミリーだけではない。
ローカルすぎて旅行客にはまったくわからない讃岐弁講座など、他の掲示物もわりと振り切れた内容が多い。
そしてネットでもだいぶ話題になった「無理な横断はおやめください」。コレがある踏切に寄る時間はなかったが、主要駅にはだいたいあるというので瓦町に期待したのは正解だった。当駅に関してはわざわざラインカラーで作り分ける細かさ。
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