残暑は強くなりにけり (2) 誘う奈良

昨日のおでかけを踏まえた結果、2人とも買い替えたいものが発生、今日の午後にお店へ。だがしかし、繁忙期があるようなタイプの業種じゃないのにまさかの大混雑。なんでや。用事を終えるまで2時間もかかってしまった。お店の人も想定外だった模様。
なわけで盆の後半、近場ぶらぶらはさらに日を改めて。

ラッピング電車をあれこれ撮った2日後。やり残した目標を達成すべく、再び難波にやってきた。

ならしかトレイン、外観を眺めるばかりで終わっていたコレに「乗る」のがこの日の狙い。ではさっそく車内へ。

わぁ。床が緑とは聴いていたが確かに一面の芝生模様。

空席に腰をおろして見上げると、しか。優先席以外の大半のつり革がこの仕様になっている。

鹿せんべいをくわえたところをモチーフとしているらしい。掴むと目が合うかも。

頭上には他にもあちこちに鹿が仕込んである。おや、網棚で寝ているのもいるぞ。

幸いにして区間準急という停車駅多めの運用。乗客が少ないタイミングで、座席も鑑賞。

ノーマル席は鹿柄。斑点が目をひく。

優先席は若草山の色というか柄というか。

ドア内側は外装とおそろいの絵柄入り。床から地続きにも見える。

場所によって装飾が異なる部分もあり、途中で車両を移る。と、車端付近に大きなステッカーを発見。特に壁の鹿、これを背にして座り対面から撮ると、座った人に鹿の角を生やせる(実際やったけどさすがに写真は割愛)。

注意書きシールでも鹿が話しかけてくる。

よーくごらんください。戸袋の引き込み注意を示すとこまで鹿。と、何から何まで見事に鹿化されている。これは知識でわかってても一度乗って正解ですわ。

あちこち観察していたら、なんだかんだであっという間に大和西大寺。この運用ではここが終点。

なんせ忙しいことで有名な駅やし、早々に引き上げるだろう。下車した付近の外装をとりあえず撮る。藤が綺麗なのは春日大社、

夕日に染まるのは興福寺、

青葉が美しい奈良公園、

そして桜咲く東大寺。こんだけ奈良観光推し柄なのに、肝心の奈良まで行かないのはご愛嬌。

こうして無事に目標を達成。

ここからさらにどこへ向かうでもなく、そのまま折り返すというある種贅沢な時間の使い方であった。

ちょうどあをによしが通りかかった。またそのうち乗る見込み。

最後に時事記録として、画像1枚めがコレなのもどうかと思ったんでボツにしかけた難波の掲示物を。

地震注意でいろいろ影響出てたのは関西も一緒、というかむしろ首都圏より重要度高めだったかと。幸い1週間で解除となったが、盆休みど真ん中に特急運用の変更を強いられた中の人はおつかれさまでした。

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