橋のむこう、再会の場所 (7) 海を望む物語

今日はちょいと想定外のことがあったのだが、それはおいといて、久々に銀行で現金を引き出してきた。昨年頃から買い物の大半をキャッシュレス化した結果、手持ちの現金がなくても意外と暮らせる。だが現金必須な局面ってのもあるんだな。
では昨年末の松山、いよてつ乗り放題ラスト。

昼食を終えて残すはあと1路線、高浜線のみ。市駅から再スタートするも、思わぬ伏兵に出会う。ランチはカレー。そして車両はロングシート。眠くなる要素満載。そりゃ寝るわ。よって、車窓については「しばらく市街地走ってんな」くらいの認識しかなく。
まあそんな感じで、またまた30分少々。終点の高浜に到着。

ホームから伸びた通路の先には、バスのりば。アレに乗ると、呉や小倉へ行くフェリーが出る港まで行けるらしい。バスでたったの数分、徒歩も可能な距離。

だけど線路はここまで。電車延ばせてればもっと便利だったかもだけど、港は電車よりだいぶ後にできたから線路引く場所がなかったのか。

なお駅前すぐにも、近隣の離島へ渡る桟橋が。これは高浜港、バスで行くのは松山観光港。

そんな高浜駅も、ぼちぼち古そうな外観を持ち合わせている。

昭和初期のものらしい(これまた正確な記録なし)。

映画のロケ地として架空の駅名を掲げたこともあるようで、広い待合室の片隅にその名残が。

確かに松前よりは新しそうであるものの、ホーム側のあしらいには共通したものを感じる。

控えめな色の構内に、電車が入ると際立つ鮮やかさ。車両色統一の話を耳にした折は「伊予だからってオレンジ単色とは直球な」と思ったもんだが、こうして観るとこれはこれでいいもんだ。

その電車で折り返す。が、わずか1駅で下車。最後にもうひとつ寄りたいところがある。

隣駅は梅津寺。さっき自社車両にラッピングしてあった「みきゃんパーク」はこの駅前にあるが、大晦日なのでやっていない。本題はそこではなく、高浜方面ホームの上。

てけてーん、と脳内に響き渡る独特なイントロ。かつて一世を風靡したトレンディドラマの代表格「東京ラブストーリー」の最終回、ここをロケ地としたらしい。まあ知ってるのは曲ばかりで、本編まともに観たこと一度もないんすけど。

観ての通り、海の目の前に立つ当駅。せっかくなので海を観に行く。

駅の北側すぐに踏切があるので、安全に渡りましょう。

せっかくなので電車を1本お出迎え。線路は本当に海沿いスレスレを通っている。

ドラマを抜きにしても、なかなかありそうでない素敵なロケーションであった。さて、そろそろ帰るか。

海に浮かぶ離島の中には、なぜか日本中で多くの人が知っているであろう「あの島」らしき姿も見えた。

こうして無事に全線を乗り終え、あとは実家へ引き上げるのみ。

そんな時に限って温泉ゆきの電車が直前に出たばかりで、寒風吹き荒ぶ中を10分以上待機。

ようやく来た年代物の電車で帰投。久々に実家の両親揃っての食卓を囲めば話も弾む。温泉にもずいぶん人出が戻ったというし、明日ちょっと覗いてみるか。消去法で紅白を延々眺めつつ、2021 年のうちに眠りについた。

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