橋のむこう、再会の場所 (5) 昔を語る駅舎

パソコンスマホタブレットといろいろ使えば、そりゃ目の疲れも出るわけで。飲み薬とかアイマスクとか、あれこれ工夫しつつ、そういや目薬がない。あるのは旦那さんの花粉対応用。てことで、パソコン系眼精疲労に効くやつを買った。適材適所っすね。
さて引き続き年末四国、いよてつを着々と攻略中。

市駅を出てから30分弱。郡中線の終点、郡中港に到着。

1面1線の極めてシンプルなホーム。

乗り通し活動記録の恒例、終端もシンプル。

駅舎も小さいながら小綺麗にまとまっている。

終点の1つ前で乗ってきた親子がいて一瞬驚いたものの、理由を考えて納得した。きっと乗り換えが目的だったのだろう。

駅前の道路を渡ってすぐのところに、別の駅。JR の伊予市駅、あちらは予讃線。

つまり郡中線とは若干の競合関係にあるはずだが、類似条件の福井(福井〜武生)と違って経由地がかけ離れているようなので、相互補完できているのかな。

じゃ、引き返すか。とホームへ戻ると、やってきたのは京王車ではなかった。

610 系、貴重な自社車両である。こっちへ向かう序盤ですれ違ったから、走ってることは把握していたが、乗車もできてよかった。あとですね、

本当どこにでも出没するみきゃん。みきゃんパークなるものが沿線にあるらしい。

製造はアルナ。京王の中古車とはそりゃずいぶん違うけど、なんとなくなじみのある内装。

これでさっさと市駅まで戻ってもよかったんだけども、ちょっと気になるものがあり、あえての途中下車。

古泉の手前、松前駅。これで「まさき」は読めんなというのはさておき、ごらんくださいこの年季入った駅舎。

誰がどう観ても年代物。正確な築年はいよてつ自身にすら記録がなく、もしかしたら開業当時(明治中期)のものかもしれないレベルだそうで。

使われていない線路を除いても2面2線、この路線の駅としてはぼちぼちの規模。

雰囲気あるガラス戸に囲まれた待合室で、次の電車を待つ。

ホームに面した側の表情も、明らかに年代の深さをたたえたもの。意外なところに歴史の蓄積は転がっているもんだ。

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