梅雨曇り、能勢の彩り (1) 帰還のしるし

ちょいと用事で大阪市内へ。本題は無事スムーズに済んだものの、ついでに入った昼食のお店、注文が通っておらず30分ほどほっとかれる(お詫びにドリンク代無料化)。やっと食べてたら外は雷バンバンの大雨。晴雨兼用傘があってよかったー。
さてここからは6月下旬、近場で発見したものを追っかけた話。

この日の目的を果たすべく向かったのは川西能勢口。

のせでんさんお久しぶりです。阪急で横を通過するだけなら年1以上(主に厄神さん詣り経路)機会があるものの、乗車機会はあまりなく。まともに利用するのはなんと15年秋以来。

最初の1本は見送り、次の電車に乗り込む。細々とした会社に見えて、日中10分ヘッドをきっちり維持しているのはすごいことだ。どこで降りるか考えずに乗ったが、降車の決め手は「構内が直線」。

平野。もちろん初利用。真横が川だったことにまず驚く。

周辺施設にも驚く。まさかこんなところに温泉病院があるとは。どうも温泉が出るという意味ではなさそうではあるものの、名前だけで情緒が漂う。

猪名川の支流を横目に、当駅以北でぐいぐい登ってひと山越える。今に至るまで「阪急能勢線」になることなく来ているのは、路線状況が特殊すぎるのも一因だろうか。

あとで北半分も乗って改めて実感したけど、沿線の緑の多さは春夏シーズンこそ際立つ。

駅からすぐのところに、同社の重要施設が集まる。線路をはさんで西に本社、東に車庫。

所属車両の2大勢力、1700 系と 5100 系が寝ている。真ん中のポイントの形状がとっても綺麗。

切り替え操作は車上から行うもののようだ。数字表示式の信号も、運転台から見やすい角度にちゃんと傾けてある。

でだ。川西から乗った電車の2本後に、今回のお目当てが走っていることをさっき確認した。そろそろか。

1755F。なにかついてますね。もっと詳しい手がかりが、反対側についている。

「帰阪」したのは、かつて阪急で走っていた 550 形という車両。岐阜(アルナ本社)で保管されていた車体先頭部の、府内への譲渡が今年実現したことにちなんだもののようだ。
この企画の存在を知ったのは、撮影2日前。買い物しようと出かけた際、踏切を通過した電車についていたのを目撃。のせでん公式 HM じゃなかったんで情報探しに若干手間取ったものの、ついったーで無事判明。掲示終了は6月末頃という話で、結果としてギリギリ間に合ったことになる。

となると、これは現物も観ておいた方がいい流れっすね。どこにあるかは調べておいたので、保存場所へ移動しよう。次の電車で北へ。

以前乗ったときもブラインドに絵が描いてあったが、あれからさらにポップな柄に変わっている。

新興住宅地で停まるたびに乗客はどんどん降りていく。最後まで乗っていたのは、当家ともう1組だけ。

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