せたレンジャーが行く (2) 猫が護る街

毎年この日のためにネタ仕込む皆様まめやなぁと毎年思う。うちは基本無理。ふつーの更新だけで手いっぱいです。旦那さんと時差つきすぎやし。
で。世田谷線めぐりは実質ここからがメイン。

まず降りたのは山下。

踏切の向こうから、また別の電車がやってくる。駅舎の規模にうっかりだまされそうだが、意外と高頻度。

そのマークは誰がどう観ても確かに東急。なのだが、ニーズや目的が違うとはいえ、田都とか東横とは雰囲気がえらい違う。

すぐに反対方面もやってきた。高架の影からそっと見送る。

頭上の高架は小田急、豪徳寺。随分昔に小田急通勤していたことがあるけど、通勤ゆえに通過ばかりで、降りたことのない駅ばかり。ここも初上陸だ。

南方向に商店街が伸びていた。なにか視線を感じて振り返ると、ねこ。「たまにゃん」らしい。この後そこらじゅうでねこイラストの類に出会うことになる。

って、商店街てくてく散歩もいいのだが、撮るぞ。

花屋さんにさしかかったところで、奥の踏切が鳴った。花も電車もカラフルに。

その先の路地を通りかかると、また踏切。もはや「電車をさがせ」状態ではあるが、派手なのですぐ見つかるという。

勿論、ただ歩いていたわけではない。商店街を抜けると、電柱にも文字が現れた。

さっきの小田急が豪徳寺駅というくらいだから、そのお寺も近くにあるだろう、と。

道なりに曲がって少し行くと、またねこが。そろそろかな。と思いきや、正門以外は開いておらず、ほぼ外周の4分の3近くをぐるーんと回ることになったのは秘密。ま、喋りながら歩いてればそのうち着きます。

というわけで到着。

ほほぅ、ここがあの豪徳寺か。
土曜ということもあり、そこそこ観光客はいるものの、敷地内は比較的穏やか。お寺やし。そういや、たまにゃんを観た瞬間ひこにゃんが脳裏をよぎったのだが、それは決して間違っていなかったようで。井伊家の菩提寺がここやったんやね。へぇ。

奥には夥しい数の招き猫様。いや、ありがたいものではあるのだが、あまりにも多すぎてちとこわい。

そして中央付近に立つ五重塔にも、ねこ。両脇が猪と牛で、ん? 干支? と思ったら、ねこの隣にねずみが。つい十二支とねこが出てくる漫画を思い出してしまったのは仕様です。

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