もうひとつの名阪 (2) 新鋭を味わう

いつの間にやら、定番の買い物ルート上に新しい店ができていた。なにやら大変賑わっている様子は通過しただけでもわかったので、帰りに寄り道。あまり近隣になかったタイプの品揃えで、ちょっぴり値は張るが好みの味。また買いに行こっと。
さて先月の連休日帰り、話は当初予定していなかった方向へ。

上本町で急遽仕入れたもの、それは特急のきっぷと近鉄百貨店の弁当。

実際の入線時は撮りにくかったんで、おそらく当該車両であろう30分前の難波ゆきを置いておく。

本命撮影が終わって空いた時間に、思いつきで入れた予定。それは「ひのとりに乗ること」であった。まだ乗ったことないから、という至極単純な理由。
さらに、どうせ乗るならと行き先は名古屋。特に名古屋自体に目的はない。

唯一惜しむらくは、いい方の席・プレミアムシートが売り切れていたこと。とりあえず今回はレギュラーで。

なんですけども。こっちも含めて全席バックシェル装備だったのか。いくら倒しても後ろに気兼ねしない、逆に前席を倒されてもテーブルに支障しない。すごくよい。今回使わなかったが、近年の長距離列車でデフォになりつつある電源&電波も装備。

いまどきらしく車内案内表示は大きめの2画面。とても読みやすい。英・中(簡/繁)・韓の多言語表示でも原則として左画面は日本語キープなので、チラ見で読めずに困ることもない。あちらには「つ」に相当する発音がないという噂だが、あえて書くとそうなるのか。顔文字っぽい。

あと降車前の案内がわりと丁寧。扉の方向から駅のざっくり構造までわかる。

朝から活動していたこともあり、鶴橋を出てまもない時点で早くも弁当のふたを開けた。

開店すぐの百貨店地下で弁当コーナー周回の結果、2人揃って黒毛和牛。こちらはすきやき弁当、旦那さんは焼肉弁当。とてもうまい。ときどき麩が入ってるのもまたよい。

大和八木を過ぎた頃から、車窓は緑面積が多数を占めるようになる。伊勢中川のデルタ線を進行方向左側から鑑賞するのはやや無理があったものの、こちらからあちらへつながる鋭角の方向転換はダイナミック。

乗車率はぼちぼち。目測で半分くらいかな。数少ない停車駅・津でも多少の入れ替えがあった。真夏の頃よりは、少しずつ客足が戻りつつあるように感じる。

なんだかんだで、気づけば過ぎた2時間。

快適な旅をありがとう。次があったらプレミアムも試したいところだ。

今年度中に速達タイプは全便コレになるらしいけど、そもそも特急に乗ること自体を目的にしないと乗る機会自体があんまりないわけで。

こうして 80000 系初乗車は滞りなく終了。

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