Sweet 10 Journey (18) 復興の南阿蘇

なんと1年ぶりのヘアサロン。いや、用心を重ねているうちに機会を逃し続けていたものの、毎年恒例のイベントにあたって無造作ヘアもいかんなと思いまして。隣の客が始終しゃべってるのが気になった以外は、ぼちぼち対策してくれてたよ。
まあそれはさておき、秋の豪遊3日めはもうちょっと阿蘇散策。

南阿蘇村の東部に位置する白川水源から、西に少々。もうひとつ気になっていたスポットへ向かう。

おー、これはこれは。確かに。
先に余談を済ませておくと、裏に停まっているシルバーの車が今回のレンタカー。当家初のハイブリッド車体験となった。旦那さん曰く、エンジンブレーキの効きが甘いのを除けば総合的に高評価とのこと。燃費めっちゃよかったし。

というわけで、名前の長さで知られる「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅。

だが、現時点では車両も乗客もここには来ない。時計だけが淡々と動く。
南阿蘇鉄道は豊肥本線同様に地震の被害を受け、トンネルやら橋やらが使えなくなった結果、1つ隣の中松駅以東のみ細々と運行している。ただでさえ赤字ローカル線から転じての第三セクターにとって、打撃の大きさは想像に難くない。

当初から無人駅ゆえに、駅舎に入ることは可能。のぞいてみたら「大切なお知らせ」を発見。

長期運休している間に、これだけ長い駅名が日本一の長さではなくなってしまった。今春その座をさらっていったのは嵐電。いやー、京都なんか人いっぱい来るんやから、わざわざ話題性重視で長くしなくてもいいのにー。と、関西から来たけど阿蘇の肩を持つ観光客。「ただし!」以降の負けず嫌い感がほほえましい。

実際、隣駅「阿蘇下田城ふれあい温泉」と合わせ技にすると、文字が醸し出す圧はなかなかのものがある。

珍しい見学者をよそに、駅前では作業中。

国内外を問わず、農地によく転がしてありがちな草ロール。まさに目の前でそれを作る機械が稼働していた。巻き取って丸めてポイ。実際にやってるとこ初めて観たわ。

などなど、線路越しに眺める農村風景。

列車の来ない錆びた線路は、しかしながら天面にわずかの削れが確認できた。もしかすると、ときどき事業用車が走っているのかもしれない。復旧工事は3年後の夏をめどに続けられている。めでたく再開した折には、また来れるといいな。

じゃ、そろそろ市内に戻るか。なんとなく国道ではなく県道に出て西進すると、道の駅発見。

「あそ望の郷 くぎの」というようだ。確かにその名の通り、背後にどーんと阿蘇。

建物を抜けると見事な展望…いやちょっと待て。このアマビエさんには覚えがあるぞ。2日前、天草の宿でだらだら観ていた熊本ローカルテレビで紹介されていた、まさにその実物だった。うろこ(?)1枚ずつに、地元のお子様が願い事を書き込んだそうで。もはや疫病退散関係ないやつもあったけど、それはそれ。

阿蘇五岳そのものには行ったけど、この距離から眺めたことはまだなかった。雄大な姿を改めて鑑賞。

道路にまつわる施設だけあって、近隣の道路事情に注目しているのも当然のこと。

当家訪問直前に復旧した R57。

そして年度末に開通予定の、架け直した阿蘇大橋。時間はかかったけど、少しずつ立ち直りつつあるのはうれしいものだ。

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