さくらさくら ’19 夙川編 (2)

実家から電話。なにかと思ったら「長く留守にする時の注意点(TV の受け売り)」。戸締まりとか照明はまあわかるとして「SNS に不在予定を書かない」まで言われてやや驚く。いや、父はともかく母は一切やってないと思うんだよなぁ。たぶん。
では花見まとめ、神戸方面の話はここまで。

しばし川面の近くを行きながら、両岸の花を眺める。

天気は穏やかで風もあまりないので、定番の X を描く水鏡もあちこちで存分に楽しめる。駅近くではイベントの準備がいろいろと整えてあり、きっと翌日は賑やかにやっていたことだろう。

それにしても、夕方頃の撮影はなにかと難しい。絵全体が暗くならないように気を遣うと色が淡くなる。もはや水面に映ってる方が綺麗に表現できてる気すらする。

また少し人が増えてきたかな。土曜だし、ゆっくり夜桜を楽しむためにこの時間から来る人もあり。

と歩いているうちに、気づけば18時半頃。川沿いの本格的なライトアップに先立って、ぼちぼち街灯もつき始める。

街灯の種類によっては、昼間に太陽の強い光を透かすのとはまた違う、ふんわりした柔らかい光に。青空の下とはまた表情が変わっていいものだ。

夙川の駅に着いてトイレ休憩を済ませる頃には、もうすっかり夜の景色に。日没からの15分が見せる変化は早い。

自然が相手だから致し方ないとはいえ、桜のピークは年によって大きく時期が異なることもある。今年を振り返れば4月第1週末がちょうど最適な見頃だったと言ってよく、多くの人が一番行きやすいタイミングで咲き揃ってくれたのでは。

では梅田に戻って晩酌でも行きますか。
と、その前に。というか電車を待つ間に、せっかくなので普段あまりやらない「梅田以外の駅で夜撮影」をちょっとだけ。

実は夙川って直線だから撮りやすいんだなぁ。梅田での利便性を考慮した結果、こっち側からの構図になっておりますが、細かいことは気にしない。つーか花見シーズンだけはこの駅本当に大変なんで(混雑対応の黄色い人が出るレベル)立ち位置分散くらい協力したい。

こうしてこの日の花見は終了。ご近所ぶらぶらも含めて、1年分しっかりソメイヨシノを堪能した。あとはアレを残すのみ。

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