はじまりの雨 (1) のぼり坂で

今月のペンギンカレンダーの柄が花火だったので「あぁ花火大会もいいなぁ」と思ったら、今年は諸事情により大半が中止されているという残念なおしらせ。供給元が弱ってたら仕方ない面もあるか。
今回の話は、梅雨入りが発表されてすぐの週末。5月下旬から突入とは早かったねぇ。

で。梅雨すなわち雨。雨でも撮れる撮影地っていったら、やっぱ駅ですよねー。そこで、なんとなくひらめいた我々は都内へ向かった。

今日一杯どう? では多分ない。運転士さんや車掌さんが交替する光景が頻繁に観られたのは、車掌区や電車区の拠点がこのへんだから、らしい。

ここは喜多見。むかーし相模大野から通勤してた頃は通過するばかりだった。そもそも小田急撮影自体、箱根と小田原以外の「純粋な小田急区間」では初めて。さて、うまく撮れるかな?

こういうときは来るもの拒まずなんでも撮る。ただし、下り各停は停車するから避ける。上り列車は、上下線の間にいろいろ立ってるからなるべく避ける。必然的に、下り通過線に集中してかかることに。

1000形。おまけで背景に RSE。実は後者が新宿行って折り返してくるまで粘ったのだが、それを思いっきり失敗したのは秘密。

8000形。最近、私鉄の形式番号と登場順があべこべなことが増えてきてややこしい。小田急の場合はまだ「鋼製車=古い」でわかる方か。

3000形。なんか他と比べて浮いて見えるのは、顔の帯面積が小さくて黒い印象が強いからかな。

4000形。まぁこっちはこっちで水色比がえらい高いわけだが。しかし、こうして並べると、青の色味は違っても「側帯の高さ&太さ」だけは頑として譲ってないことに気づく。

勿論、小田急撮りにきて特急撮らないわけがない。

生まれて初めて乗ったのが EXE だった。唯一ブルーリボンを逃した車両とはいえ、当時は充分おぉっと思ったものだが、それは多分歴代ロマンスカー未体験だったからやな。

MSE はタイミングが合わなくて次まで待てなかったので、代理で上り線のを。ま、最新型だからまだいくらでも撮れるし。とか言ってるうちはあんまり撮らない法則。

VSE の優美さと人気の高さは今更言うまでもなく。この日も、雨模様どこ吹く風と先頭は賑わっていた。しかし最近の新幹線と一緒で、天窓の写り込みを避けるのが非常にきわどい。あと一歩か。

前述の通り RSE が残念な結果だったり、それ以前の世代は来なかったり、課題はいろいろ。また撮ろう。

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