戴冠のジェットを追え (3) 力走する古豪
29 Jan 2017
昨日は主に京都で施設見学。ずっと行こうと思いつつ機会を作れずにいたアレにようやく訪問してきた。目的はもうひとつあったのだが、そちらの意味でもとても楽しく過ごせて充実した一日だった。いずれまた是非。
では引き続き昨秋の阪神から。
下りはやや遠かったり日陰具合が微妙やったりと、構図作りは若干しにくい感じ。
ので、上りの後追いの方がだいぶ楽やった。ただしホームがとっても狭いので、いつにも増して安全第一。
東隣の駅までは一直線で、駅のホームも見える。ちなみにアレは住吉という駅名だが、JR のとは似ても似つかぬ場所。
しかし、こうして観ると当たり前のようにどしどしやってくる 5001 形。そもそも本線の距離が短く、行ったり来たりする所要時間もそう長くはないのだろうけど。
さてと、そろそろ移動しますか。
次の電車を待つホームを含めた島式ホーム2本とは別に、いかにも使ってなさげな短いホームがひとつ。むかしむかし貨物扱いがあった頃の名残らしい。上屋の古さとともに、歴史の長さを物語る構造物。
次にやってきたのもやはりジェットカーであった。
さっきのとよく似ているが、厳密には 5131 形という別の形式。まあ阪神の公式でもまとめて「5000 系」扱いされてますし。
さすが 80 年代に作られた車両だけあって、クリームがかった緑の色合いが一目で昭和を想起させる。余談だが、旗日(撮影日は体育の日)に車内に旗出すのって、電車だと関西でもココと大阪市営くらいかね。
行先設定も実にアナログなダイヤル式。臨時の折り返しなどで使うのか、普段あんまり観ないような設定もいくつか見受けられる。
そして運転台のこのメカニカル感。現代のすっきりした高機能なやつとは、また違う味わい。
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