さくらさくら ’16 叡電編 (3) 往時を想って

最近ちょいちょい勝手に再起動することが増えていた、バッファローのルータ。買って数年経ったし、そろそろか。てことで、旦那さんが会社帰りにエレコムのを買ってきた。通信速度がちょっぴり早くなった、ような気がする。
では本日もえいでんから。だんだん花が減ってきたのは仕様です。

またも1駅のみ乗って、降りたのは市原。

ごく一部だけ花が残っていた。

昔はここでも上下交換ができたのであろう、いかにもホームらしきものの跡は年月とともにすっかり緑化されている。その空間を埋めるように伸びた枝。満開ならさぞ美しかろう。

駅の北端にも行ってみた。市街地と山の境目にも程近い、橋の向こうには淡い色の枝垂れ。

鞍馬線はだいたいこんなもんだろうということで、宝ヶ池まで引き返し、本線の電車を待って八瀬比叡山口へ。

我々を運んでくれたのは、クロネコみたいな色合いの車両だった。詳しくは後述。

ホンモノの花には及ばないまでも、構内では季節感を出そうと工夫されている。

あとで終端側を外から覗いたら、なかなか凝った演出もなされていた。

ところで、八瀬は12年の全線制覇以来なんだが、なんか違和感。

…はて、こんな綺麗でしたっけ? 旦那さんもカメラをきちんと向けている。てことは、やっぱ前回訪問時とはなにかが違うはず。と思って帰宅後確認したら、やはり前回以降にお色直ししていた。塗り直すのみならず、レトロ風の看板を掲げ、上屋根の下の窓も造り替えたようだ。

それはともかく、電車が撮れる範囲に桜はなさげ。

乗ってきた車両がまだいたので、コレで引き返すことにした。

731 号車。開業時の車両のビジュアルを元に雰囲気を合わせてあり、「ノスタルジック731」の愛称もあるようだ。こんなんあったっけと思ったら、これまた15年からの登板。そりゃ観たことないはずだわ。

最初の降車前に撮っておいた内装。天井まで統一できなかったのは仕方ないとしても、赤いモケットと木目調の床はよく似合う。

そしてまたまた途中下車。さりげなく前面窓に飾られた2枚の板も、いい味を出していた。「ワンマン」のフォントが薬っぽくてかわいい。

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