マルーンの春はまだかいな (2) 歩く風雅

金曜はマイナンバーの受け取りに行ったら国の鯖が重くて苦笑し、土曜は思いつきで篠山に出かけてぶらぶら。今日は近隣の桜開花状況調査と称して散歩。そうこうするうちに引っ越し1周年は過ぎていったのであった。早いもんだ。
では2月の阪急の続きをば。

神戸の目玉が行っちゃったんで、ちょっと京都側に寄ってみると、

あら古都さん。ちょいちょい見かけるけど相変わらずで。

そういや先日、わたせ号(仮)や手塚号(仮)の正式愛称も決まっていたが、コレと同じ2文字2音節に落ち着いてたな。この数年で大きく数を増やした(といっても阪急では断然少数派)ラッピング車、観光に果たす役割も大きそうね。

京都線ホーム付近にいると、他線と一味違う光景に出会うことがある。

着物ユーザーが多いんすよ。結構ふつーに歩いてる。明らかに普段使いレベルで着慣れてるベテランな御婦人から、たまのおしゃれとして楽しんでる風な若い人まで。

これがまだ卒業式全盛の3月ならともかく、2月はまだ寒いから「好きだからあえて着てる人」か「おでかけは着物と決めている主義の人」が大半かと。

着物を着て行って京都で遊ぶ、という傾向は多分それによる特典が打ち出されてからのこととは思うが、ホームに1人いるだけで雰囲気がちょっと変わる底力は大したものだ。

よく9号線でやる「何本並ぶかトライアル」、こっちからもたまにやってみる。

休日通常時の上限・7本はわりと達成できる。ただ京都側からだと、一番手前が3本並ぶことはあんまりないんで見た目ちょっと寂しいかね。

と思ってたら10分後、京とれ登場。1と3の合間に舞扇が踊り、期せずして華やかに。

だんだん数を減らしてきた従来型先頭車だが、たまにこうして多数並ぶことも。自分が最初に関西暮らしを始めた頃はコレが多数派だったから、やはりなにかしら安心感のようなものはある。

ろみおくんの原型から短く改造されて久しいが、京都移動の楽しみをひとつ増やしてくれたこの車両もなかなかよいものだ。たまに選んで乗ったりするし。

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