赤い電車で枝葉まで (1) 逗子に半円筒
24 Dec 2014
ここ数日、どこからともなく種子つきの綿毛が大量に飛んでくる。飛ぶだけなら風流かもしれんが、洗濯物にくっつくのが極めて始末に負えない。つーか昨年まではこんなに飛んでなかった。早く落ち着かんかな。
さてここからはまたまた出しそびれシリーズ、11月第2週の近場攻略を。
はて、こんな駅舎だったっけ。大昔に利用したような気がしないでもないのだが、例によってさっぱり記憶なし。そんな駅を訪れたのにも、ちゃんと理由がある。
そういや京急まだ全線制覇してなかったんですわ。
となると、昔乗ったかどうかすら記憶のあやしい逗子線も確実に乗っておきたい。そもそも旦那さんは間違いなく逗子線未体験だったのでちょうどいいや。てことで、新逗子行きを待ってここまで乗ってきた次第。
せっかくなので、2つある改札を両方使ってみた。改札は両端にあり、冒頭の丸屋根が印象的なのは南口。では北口にも、とエスカレーターを上る。
ん? なんすかこのやけに長くて終わりの見えなさげな通路。丸天井になっている分だけ閉塞感は和らいでいるが、広告すらなく非常にそっけない景色を進む。なお、実際には折れ曲がった道のすぐ先に改札がございます。
北口は駅ビルの2階に直結していた。駅よりドラッグストアが目立つのは仕様か。
後で調べたところ、どうやらもともと2駅あったものを路線延長して短縮してまた延長して、と紆余曲折の結果、8両対応の際にやっと1駅にまとめたらしい。
ただし改札だけ概ね元の2駅があった位置付近に残したもんだから、ホームから北口への通路が線路を跨ぐ羽目になり、こんなトンデモ設計になった、ということのようだ。駅の歴史にもいろいろである。
なんだかんだで、エア急が日中10分ヘッドで走るそこそこの利便性。逆に言うとエア急しか来ないんで、都心へは乗り換え必須。そういう人は JR 使うのか。
第1チェックポイントを出て、次なる目的に向けて移動。
乗った車両は、たまたま今年生まれ。車窓とともに新車の香りを楽しむ。
早速ライバルのスカ線とクロス。留置線には逗子で増解結する4両編成が並ぶ。
八景で下車し、ちょっと線路を観察。スカ線から来て総合車両製作所まで続く、よく甲種に使われる専用線の三線軌条。現存でなおかつ営業路線上のものは、国内にはもうあまり残ってないらしい。
で、快特に乗り換えて再び南下。ファインテックに並ぶ赤い面々を眺めれば、まもなく久里浜に到着する。
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