大駿河の小さな駅 (7) 日没頃の往来

だいぶ日が長くなってきた。気温も上がって、虫も増える。とりあえず虫よけグッズ吊ってはみたが、効かない虫もおりまして。洗濯物にくっつくのは勘弁ねー。といって聴く相手じゃないが。
なわけで、静岡のんびり旅最終回。

改札を出て踏切に回り込んだものの、とんでもない真逆光に四苦八苦。一旦セノバのカフェに撤退して、おやつがてら頃合いを見計らうことしばし。30分ほどしてからまた踏切に行ってみた。

あ、臨時だ。ぎっしり乗っていた客の大半は野球観戦だったことになる。

入れ違いで定期列車がすぐ出発。銀色の側面がぎらり。

振り返って旦那さんがふと気づく。月出てますね。

ということで無理矢理月とセットにしてみる。明暗差がすごくて現像に少々苦労したのは秘密。

2面3線ということもあって、新静岡の進入経路にはいくつかポイントが連なる。

あちらからこちらへ。こちらからそちらへ。くねくねのレールたちが、残照と前照灯を受け止める。

ポイントを渡れば車体もくねくね。薄暗くなりはじめた街の中、ビルの隙間は眩しいオレンジ。

しばらくすると、もう1本の臨時も来た。

来たけど、最初から回送幕を出していたような気がする。そういやこれはさっき清水方面で待機してたから、客扱いはあちら行きだけだったのかもしれない。ここまで来たのはダイヤか車庫入れの都合かね。

往々にして、3線以上ある駅でフルに並ぶことはなかなかない。ここも御多分に漏れず。やっぱ急行運転してるような時間帯じゃないと無理っすかね。

などと推測を巡らせつつ、夕闇迫る踏切をあとにした。
JR の脇をひっそり走る地味な路線、しずてつ。実際観てみると、これはそもそも JR と用途の違う電車なんだなーというのが実感。地元の足として、引き続き実直にがんばってほしいものだ。

ローカル撮影を終えた後のお楽しみといえば、やっぱりローカルグルメ。これもまた旅の醍醐味。

地元名物静岡おでんの店で舌鼓を打ち、ほろ酔い気分で新幹線に揺られて帰った。
静岡駅の高架下というロケーションの影響もあってか、店内に「新幹線発車15分前におしらせします」という旨の掲示がされていたのもまた味わい深く。停まる列車ちょっと少ないから逃すと痛いもんなぁ…。と、数年前の仮装大賞のネタをふと思い出したりもしたわけで。

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