小江戸ぶらぶら (1) 美味い横丁

さむいー。また寒の戻りっすか。油断すると突然冷え込んだりするから、着るものに困ったり通路のカーテンをなかなか外せなかったり。連休前まではこのまま様子見かね。
さてここからは4月第1週末のおでかけの話。

午前のうちに JR と東武を乗り継ぎ、さらにバスに少々揺られて、着いたのはこんなところ。

川越である。過去には大昔に駅前まで来たことがあるくらいしかなく、純粋な観光としては初訪問。
バス降りて早々、メインストリートの角のお茶屋に釣られる。おりしもほうじ茶の焙煎実演中で、店先に漂う香ばしい匂い。これは釣られるでしょ。で、早速ほうじ茶1パックお買い上げ。

でだ。本題はどっちかというといわゆる古い町並みにあるのだが、その前にちょっとあっち寄ってみよう。

大通りから少し西に行くと、菓子屋横丁という一帯がある。文字通りお菓子屋さん多発だと思われるので、まずは歩いてみよう。ちょうど昼前でお腹もすいてきたし。

おっ、だんご屋発見。1本60円だ80円だと大変お買い得な設定。素直に釣られる。そして食べる前に旦那さんに手タレを頼む。
この黄色いトッピングは「いも」。ほどよい甘さでおいしゅうございました。他にも数種類のフレーバーがあり、通りかかった人が次々と釣られていくのを横目で観ながらもぐもぐ。

少し進むと、北西端と思われる路地に着いた。ではここから入ってみよう。

手前の張り紙からすると、「歴史的地区」としての整備ができたのは四半世紀ほど前のことだったようだ。
ここから先、猛烈ないも推しを受ける。あっちにいも菓子、こっちにいも菓子。どうやらさつまいもは川越名産品のひとつらしい。さっきのだんごもそれか。

そんな中、食べ歩き用に手持ちサイズに割って売られていた煎餅に釣られる。また手タレを頼んだ後、もぐもぐ。多分これ、割ってなかったら直径相当でかいと思う。

食べながらふと足元に目が行く。ただの石畳かと思いきや、微妙に細部に凝ったデザイン。

人の流れに乗って進むと、お菓子じゃないものを売っているお店も出てきた。

こちらは漬け物屋さん。大変立派な店構えに釣られ、たけのこ漬けに釣られてお買い上げ。ほうじ茶と合わせて、早くもおみやげが2点。序盤から釣られ放題。

なにか小さなものが並んでいるなーと思ったら、なんと全部銀杏の殻だった。これはすごい。

催し物でもあったのだろうか、やたらと着物の人たちを見かけた。風景が風景なだけに、非常に馴染んでいる。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。