うちのなつやすみ ’13 (3) 浪漫の臨港
6 Oct 2013
今週はいろいろ忙しいので、近場でかるーく撮るにとどめる。思ったより天気いいねと安堵していたら、帰る頃にはすっかりどんよりお空。なかなか安定せんねぇ。
さて、今日も引き続き越前のほうのお話を。
おーあれが終端かー。でも暑いからここから観るだけでまあいいや。
さっきここまで乗らなかった、えちぜん鉄道の終点、三国港。駅舎は近年改築されたようで、レトロ風味ながらも綺麗なもんだった。
終端と反対側に見える橋は随分と年代物らしく、手前に説明書きも設置されていた。眼鏡橋といってなんと100年前に作られたもので、登録有形文化財とのこと。おそれいりました。
なお、駅舎の近くには似たような建物がもうひとつ。中では鉄道路線の歴史などが展示されており、えち鉄がいろいろあって現在の形に落ち着くまでの片鱗に触れることができた。
おっ、電車が来るようだ。お迎えお迎え。
太陽の光をいっぱいに浴びた正面の青と黄色がまぶしい。
こざっぱりとした車内。往路は人が結構乗っててあまり撮れなかったので、ここぞとばかりに記録記録。てか、それよりなによりエアコン効いてて涼しいのが大変にありがたい。
待合室より断然快適なので、そのまま座って発車を待った。
1駅乗ったら三国芦原線は制覇。といっても、もう1線に乗る機会があるかどうかはわからん。いや、第3セクター全制覇とか言い出したら予算いくらあっても足らんし。
温泉を過ぎた車窓では、見渡す限り田畑が続く一幕も。ここの稲は刈り取りも近いか。
途中駅では、電車とおそろいデザインのこんなものも見かけた。どうやら、駅から離れたところにある工業地区か何かへフィーダー輸送する「バス」のようだ。
そんなこんなで、地味に50分近くかかった越前ローカル旅のコーナーは終了。
そういや福井駅のホームに恐竜が座ってたなと思って、ついつい記念撮影。沿線の博物館でやっている展示とのタイアップだったっぽい。さっきの小型バスも含めて、ローカル線らしくあれやこれやと路線存続策を講じていることが窺い知れる。ささやかな運賃ではあるが、我々の乗車が足しになってるといいな。
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