うちのなつやすみ ’13 (2) 劇場の絶壁

ちょっと横浜へ買い出しに。と思ったら、玄関で靴が故障。予定外に靴まで買うことになった。店員さんの一言で、手持ちのブーツ(今回買ったのも含む)が全部「ウィングチップ」と呼ばれるタイプであることが判明。夫婦揃って翼端のアレを連想したのは仕様です。
まあそれはさておき、引き続き福井から有名スポットのお話。

三国で降りたのは、接続するバスが三国始発だったから。最終的に芦原温泉まで行くバスは、途中で福井県屈指の観光地に停車する。我々の行き先も当然そこなわけだが、車内のあちらこちらから同類の人々の会話が漏れ聴こえてくる。そしてだいたい皆同じことを考えている。

ともかく、そのバス停に到着。すぐそこにある、商店に囲まれた坂を登ってゆき、最後に階段を下りると現地に着く。

おー、これはいい見晴らし。そして片隅(本当は広場のど真ん中)の看板に、この場所の名前がくっきり記されている。そう、ここは東尋坊。言うまでもなく、2時間ドラマで犯人が追いつめられる断崖として大変有名なあの東尋坊である。

では早速一番高いところへ行ってみましょう。

ちゃっちゃっちゃー。
いや、あの、高いっす。これでも結構頑張って手伸ばして撮ってんだけど、これ以上前進しようとするのは全身が拒否している。

坪尻等でそこそこ高いところに登っている旦那さんもさすがに及び腰。

なんというか、これぞ「切り立った崖」という形容がぴったりな急角度。

それにつけても大変に綺麗な海。あれは映っているんじゃなくて水面下が見えてるんだと思うんだ。順光やし。

こんな感じの崖がいくつも細長く、岬状に突き出している。別の崖にも行ってみた。

さっきの崖を横から。非常に独特な形をした岩。なんだろうと思ったら現地に説明看板があり、こういう岩を柱状節理というらしい。

ここで、ほぼこのためだけに持ってきた魚眼さん登場。地球は丸く、そして荒々しい。

自然が生み出した造形の雄大さに圧倒されたひとときであった。と上手くまとめたいところだが、頭の中で断続的に流れていたのはあんな音楽やこんな音楽なんですよね。ちゃららら、ちゃららら、ちゃーらー。

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