TOKYO COLORS (2) 檸檬色の未来
14 Jan 2018
そこまで大忙しというわけでもないんだが、地味に時間がない今月前半。あっという間に月の半分を消化してしまった。筆が滞っているのもそういうわけで。本当は日々どうやって過ごしてたかの記録はこまめに取りたいんだけどね。
まあともかく引き続き正月の都内から。
あらまあすっかり綺麗になられて。がんばったねぇ。
というわけで、各駅リニューアルにつき絶賛工事中の銀座線である。特に浅草寄りは今年度中の完了予定とあって、上野はすでに完成済。
近隣に美術館博物館の類が多いことから、そういうイメージで重厚な石造り風の壁面。
飾り窓に煉瓦をあしらってあるのは開業時の雰囲気の再現やね。
なんせ日本最初の地下鉄なもんだから、歴史の長さを語るアイテムが多く残されている。それを活かして、構内あちこちにいろんなものが展示されている。駅そのものが博物館状態。
いまどきの自動改札に挟まれて、最初期に使われていた改札機(実物大)。て、まさか地下鉄博物館から持ってきたわけじゃないだろうな。復元だよね。たぶん。
ちょい前まで現役だった接近表示。看板の表面だけかと思いきや、実は本来の機能(電車接近に反応)もちゃんと残されており、後ろから前に向かって光る演出も含めて往時を偲ぶことができる。
改札外も綺麗にお手入れされていた。
正面のステンドグラスは、いかにも上野っぽいモチーフの詰め込み。右端に開業ポスターの再現を仕込んであるのがポイント。
柱や梁のあしらいは出口ごとに分けてあるのか、場所によって結構イメージが異なる。
簡易椅子のようなものがあるあたり、ここは待ち合わせ場所としての使用を想定か。
このままメトロ経由で帰ることにして、再び改札内へ。
車両にはどれも HM がわりのシールが貼ってあった。開業90周年は、そのままこの路線の歴史と重なる。
門前町を思わせる紅色が目をひく終点浅草。そのうち、西側の駅も出来上がったら観に行くとしよう。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。