緊張と弛緩の点景

祝・関西梅雨明け! でも中国九州がまだなのは気がかり。
かなーり時系列が前後するが、鉄道展ついでに京都で撮ったものをちょいちょいと。

最初に東山へ寄り道してきた。平日午後、曇りとはいえ逆光なんで、誰もいないかと思いきや、構えてる方が2人。さらに…ん? どう観ても「撮ろうとしてない人」が数人。なんやろ。

答えが判ったのは、フェンス抜きができないことを確認するため、フェンスにくっついていた時だった。ワイシャツのお兄さんが、すいませーん、と。
「京○府警ですけど」
えー!? 沿線で全○警が寄ってくる話はいくらでも聴くけど、このパターンもあるんかい。で、なんでしょう。
「時間どのくらい撮られますか」
いや別に、10分もあれば終わるっすよ。
「500系ですか」
ええまあ…って何故それをピンポイントで。先客さんに聴いたか。

結局何だったのだろう。作業員らしきおっちゃんも居たから、撮り隊が退いた後何かするつもりだったのか。はてさて。

彼らが気になって 28A が中途半端になった…わけではない。広角向きの場所に先客さんが居たのと、望遠には適切なレンズが必要ですねってことで。手に入ったらまた来よう。ま、元々ここは 6A 推奨だが。

往復30分、いい汗かいた。展示を観た後、すぐ帰るのがもったいなくて、大階段周辺で駅ビルをのんびり眺めていた。これだけ凝った造りの有名建築物を、自分なりの視点で切り取るのってなかなか難しい。

7階で眺めれば、2つの扇形が並んでいるようでもあり。

最上階から見下ろせば、翼を広げた鳥のようでもあり。

エスカレーターを降りる途中、ふと案内表示に目が止まった。

おい、西日本さん。京都からレールスターには乗れないっすよ。新大阪か新神戸で乗り換えてね、という潜在意識か。

と思ったら、在来線改札内は100やった。これから良くも悪くもいっそう多様性のなくなる東海道区間において、国鉄世代はどこまでピクトに生き残れるかな。


気になったので後日の米原でも観てみると、ここにもやっぱり乗れない車両。西的にはこっちで統一したいのかも。って、1000枚めに何撮ってんだか。

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