山里に春来たりなば (6) 信濃行く
21 Jun 2018
後片付けは順調に進んでいるのだが、この1年半で蓄積したいろんな豆知識をどう今後に生かすかが課題。考えた末、汎用的な細かいメモだけまとめて自分用に持っておくことにした。使う機会があるかはわからんが、まとめるだけでも勉強にはなる。
さて連休のお話、終盤はでんしゃ系のネタを軽めに少々。
中津川のご近所までやってまいりました。
もちろん東海さんのシマなんで、観ての通り毎度おなじみのあの顔をした電車がおいでになる。
特にダイヤもなにも下調べはなし。その場でちょっと時刻表を探すと、しばし待てば「しなの」が来そうな気配。
いらっしゃいました。若干カーブしている割には、通過速度が想像以上に速くてびっくり。先に行った普通電車もだいぶ速かった。飛ばせるところは飛ばせるように、車両も地上もあらかじめ設計してあるのだろう。
この区間、大きく言うと複線なんだけど、上下線の間隔が微妙に空いている。帯状の緑地をサンドする形で、我々が立っている辺りを双方避けるように走っていく。
向かって右側、こちらへ向かってくる方は、背景に大きな山並み。新緑が芽吹き始めた黄緑と、常緑樹の深緑が、山肌にコントラストを描いているのがよく見える。
線路の間は農地。田畑の本格始動には、まだちょっと早かったようで。
しなの、もう1本。連休ということもあってか、そこそこ長めの編成であった。
と、ひとしきり撮ったところで、ええかげん本来の目的地に向かう。
なお余談ですが、しなの撮る前にいただいたお昼、まあこれが大ボリュームで。「ローカルめしは多い」をまたひとつ証明してしまった。鶏ちゃん、たっぷりな2人前。おいしゅうございました。お店のおばちゃんが嬉しそうに「ケンミンショーとかで紹介されたおかげで有名になった」と語ってくれた。
昨夏以来しばらく休んでいた、実家の「にわか農家」はいつの間にか再開されていた。秋にだいぶ草が生い茂っていた、家の前すぐの畑もすっかり綺麗に。
八重桜も随分と大きくなったもんだ。なんだかんだ、両親が移り住んでもうすぐ3年近くになる。お互いの近況話に花を咲かせつつ、夕飯を囲むのであった。
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