山里に春来たりなば (5) 城下青し・4
20 Jun 2018
雨っすなぁ。こないだの地震から日が経ってないこともあって、地域によっては追い討ち感すごい。自分は普段通り暮らせていることをありがたく思う一方、ちょっと外に出ただけで足元が見事に湿ってしまえば、やはり文句の一つも言いたくなるわけで。
さて今更な連休のお話、岩村散策の巻はここらでラスト。
駅ですねー。明知鉄道、岩村。
城推しなのか城主推しなのかそれとも SL 推しなのか、若干カオス感ありつつもしっかりした駅。ただしローカル線あるあるとして、列車は残念ながら当分来そうになかったので、雰囲気だけ味わって失礼する。
大筋で元来た道を戻りつつ、ちょっと寄り道。
このやたらと行列のできている酒屋さん。実は別の名物があった。
こちら五平餅。て、普通のだんごみたいな形状のは初めてやなぁ。1枚の大きな小判みたいなやつは馴染みがあるんだけど、同じ岐阜でも流派が複数あるのか。知らんかった。なおお味は、たれにくるみが入っててやっぱりいつものとちょっと違う。これはこれでおいしゅうございました。
もぐもぐタイムの後は、駐車場へと戻りつつ、時々足を止めては気になる物件をチェック。
このへんになるともう、ドラマ関係なく昔からこの佇まいで数十年やってきているような気もする。
ロケの際はさぞかし盛り上がったのだろう、当時の様子を伝える写真がずらりと掲示された場所もあった。あのお店は○○として登場しました、などの説明もついていて丁寧。ドラマ好きな人は物語と重ねて、地元の人は知っている実在のお店と重ねて、それぞれに楽しんでいるようで。
ちなみに、そういった写真などを参考にする限り、例のウェザリング大作看板を含むこのアングルが、概ねこのまま劇中にも登場したようだ。ロケ中の写真ではセール期間のような状態で、あれこれと華やかな飾り付けが施されていた。手前のお店などは、その雰囲気を残してあるのかな。
とはいえ、そっちのネタがわからん自分たちでも、古い町並みそのものを楽しむことができた。
あー、この和傘、昔実家にあった気がする。みやげもの枠で飾ってあったのかな。
最後に寄ったお宅でもまた疎水の音に耳を傾けるなどしつつ、岩村からはそろそろおいとまして次を目指すとしよう。なんせ、最終目的地は岐阜の真ん中。ちゃんと夕方には着かんとね。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。