静かな海辺の産業遺産 (4) 分断と浪漫と

まだ鹿児島チェックも半分終わってないのに、週末さらに新たなネタ収集に行ってきますよ。鶴見レポは明日までの予定。

次に乗ったのは浜川崎ゆき。ちょうどいい。わたしたちを降ろして速攻回送に消えた電車を見送る。そしてなぜか公道を渡って移動。

こちらのホームの向こうには、保線車らしきものがこれまた埋もれている。

さらに言うと駅名標まで埋もれている。なんかもう埋もれすぎ。

浜川崎に寄った目的は、記念パス範囲にも入っている南武支線に乗ること。乗るだけ。いや、何かというとすぐ乗り鉄属性発動するもんで。

えぇ、尻手着いて並び撮って即引き返しましたがなにか。鶴見線にしろ南武支線にしろ、うっかりすると長時間待ちぼうけ食らう危険性が極めて高いんだもん。たとえ政令指定都市にあろうとも、これは立派にローカル線認定していいと思う。

で、30分もしないで浜川崎帰還。
改めてホームを眺めてみると、さっき気づかなかったものが目に留まった。

これは「過去」。って80年前に恐竜やアンモナイトは居らんやろ。

「現在」。制作が平成15年度とあるので、今走っていない形式なのは御愛嬌。

そして「未来」。ステンレスなとこだけは合っているが、どこの銀河鉄道っすか。
それぞれ片隅に表記があり、近隣の中学校が卒業制作でもしたもののようだ。これからも末永く存続してほしいなぁ、という意味だとしたら、これはこれでちょっといい話。

どういう経緯かは知らないが、同じ浜川崎という駅名なのにホームとホームの間に公道が走っているので、別駅を通り越して別会社のような気分。

南武支線側はかろうじて駅の体裁をなしているが、

鶴見線側に至っては入口がただの屋根つき跨線橋なのでもうなにがなんだか。

暇なのでちょっと踏切に立ってみる。なんだこの光景。奥に南武支線がいなきゃ廃線跡のようだ。さて、そろそろホームに行こう。

柱形状のせいか、進行方向にしか駅名表示できなかったと思われる駅で、次の電車を待つ。

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