実録・おひとり様物語 去就編 (3) 逆らえぬ流れ
23 Jan 2008
うー。さすがに眠いわ。しかし午前中、昨夜録っといたものを観てなんとか復活。おもろいコンテンツは力の源やね。
では昨日の続き。JR 加古川線の巻。予定外の大フィーチャー。
三木鉄道を降りた目の前に、加古川線の綺麗な電車が停まっていた。どうやら例によって押しボタン式ドアらしい。乗ってみる。
運賃箱や整理券があるということは、こいつもワンマンか。
車両インテリア的には、いかにも関西地区の西日本車両テイスト全開。1列+2列の配置観ると、関空快速思い出すわ。
発車寸前、反対側のホームに違う形式がやってきた。
え、103の改造版? と気づいた時には、列車は駅を後にしていた。
しかし。こんな写真とか撮ってるより、もっと別の根本的なところに気づくべきだった。むしろ発車前に。
自動音声アナウンスが、次の駅名を告げた。
なんか、違和感。というか悪寒。そしてドア上の路線図を観て、ようやく今置かれた現実を知る。
反対方向の電車乗っちゃったー!!
やばい。それじゃ北条鉄道乗れんって。てか加古川向かったら帰り道やんけ!
そう、三木鉄道の車内で「加古川線に接続」とアナウンスされたもんだから反射的に目の前の電車に乗ってしまったが、乗るべき電車はさっき見送った改造103、西脇市ゆきの方だったのである。
なんてこったい。思いつきで1日で立てたプランだけに、確認箇所が甘かった。がくり。
次の神野駅。車内から、反対側ホームの時刻表を凝視。当分来そうにない。あと2駅、加古川まで乗って待った方が良さそうだ。諦めてそのまま行こう。
というわけで、おとなしく加古川駅到着。
あぁ、神戸線側に見慣れた221がいるよ。後継の223が出てから格下げが進んで、此処らへんじゃ各停扱いなんやね。って単に西明石以西に快速設定がないだけかも。
えーと、35分待ちですかそうですか。わたらせの影響か、すかすかダイヤにも慣れてきたよ。
で。乗り換えの粟生駅まで所要24分だから15:05着で、確か北条鉄道は昼間は1時間に1本だから多分15:10発…それ、北条町で折り返し15:42発なやつの往路か! だったら帰宅計画に間に合うよ! た、助かったー。
ほっとしたのでトイレに行こう。え、加古川線改札内にはないって? 係員が通してくれたので、神戸線側の構内トイレを使う。暇なのでついでにコンコース見学。
広いな、おい。上に6線走ってるからだろうけど。
そして意外と充実の加古川線乗り換え改札。もしかして、そこそこ利用者いる?
それにつけても、この案内板の青さがほんと西日本って感じするわー。やはり学生時代に慣れてたせいか、なんとなく落ち着く色だ。
まだ新しい高架を駆ける各停223とか(あ、切れた)を眺めているうちに、どうにか時間が経ち、下りの加古川線がやってきた。
またこのタイプ。103は2両編成だったから、客の多い時間帯によく走るのかもしれない。
ちなみに運賃箱は、運転席との仕切り壁を兼ねていた。うまいこと考えたな。
ふと振り返ると、車内は乗客でごった返していた。今日初めての光景だった。驚いた。
観ての通り此処も単線。使われなくなったホームの残骸もちらほら。
それでも電化が実現し、新車導入できただけ、まだローカル線としては幸せな方だったのかもしれないな。びっくりするほど明瞭に響き渡る ATS 音を聴きながら思った。
さあ、まもなく粟生駅。今度こそ北条鉄道乗るぞ!
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。