天空の城、大地の恵 (1) 銀色の地盤

ちょっと家の中を大掛かりに片付けることになって、半ドンにした旦那さんとあれやこれやの作業。普段なら掃除機が入らないような箇所もついでに綺麗にしつつ、なんとか3時間で目標達成。てことは、復旧にまた3時間かかるんかーい。がんばろ。
さて今回は7月中旬の連休、関西圏内プチ旅のお話。

その日は昼前からの始動。高速を少々進み、道の駅でランチを済ませた我々は、こんなところに来ていた。

これは播但線、生野トンネルの北側。1時間に1本くらいしか来ない貴重な鈍行がやってきた。

あっちもこっちも夏らしく緑生い茂る中、たらこが映える。

というわけで、旅の目的地は珍しく兵庫県の山間部。お宿も含め、訪問スポットすべてが朝来市に位置する。ただし同市自体が、平成の合併でできた比較的新しい自治体。市域は地味に広い。

まずはトンネルの南へ抜けて、生野エリアへ。

生野駅、意外と綺麗。こっち(西口)は後から作ったらしい。駅前には短時間無料の駐車場があり、おそらく送迎目的だろうが、ちょっと観察とかトイレとかにも便利でありがたい。

せっかくなので軽く覗かせていただく。あぁ、これはめっちゃ古い駅ですわ。非電化区間は空が広いね。

ローカル線あるある「路線スペックをよくしたい会」の看板を発見。非電化なら電化を願い、電化済なら複線化や特急停車を願い、最終的には新幹線を願う。この手のものがなぜかツボでして。

次の列車まではまだ間があるので、市街地へ移動してぶらぶら。さっきマンホールにもそれっぽいことが書いてあったが、生野は古くから銀山があり、戦後に閉山するまで一定の地位を保っていたようだ。

川沿いにトロッコの跡を発見。もちろん今はなにも走ってこないが、往時をしのぶ手がかりとして。

同じく川を望む位置には、古民家を活用した施設も。時間がなかったんで外観を眺めるにとどめたが、保存状態もなかなか良いとのこと。

駅からそう遠くない一帯は口銀谷という地区で、明治期に栄えたエリア。

ちょうどいい写真がなくて恐縮だが、この界隈で不思議な光沢をもつ石をたびたび見かけた。カラミ石といって、製錬に伴って出る成分を固めて再利用したものだそうで。自然石じゃないとわかってすっきり。

おっと、列車が来るぞ。駅に戻ってお出迎え。

1日3本、貴重なはまかぜ。進行方向に違和感ある理由は、発車後の線形が物語っている。

生野トンネルに向かってものすごい下り。逆にあっちから来た場合、SL の運行に支障があったためらしい。なるほどなぁ。と感心しつつ、お宿へ向かう前にもうひとつの目的地をめざす。

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