Review – Perfume : ねぇ / 2010.11.10

お忘れかもしれませんが、うちは音楽系記事の方が元祖ですんで。やむを得ないとはいえ大ちゃん関係のリリースがぱったり止まっている現在、唯一オンタイムで盛り上がれるぱふゅの新譜を逃す訳にはいきませんとも、えぇ。
でね、三宮でもそうだったけど横浜も。タワレコへフラゲしに行くと、行ったタイミングで絶対かかるんだよ。それで毎度逃げるようにレジに行くはめに。だって、ライブ以外で事前公開されてる部分(せいぜいタイトル曲の1番)以外を家でゆっくり聴く楽しみがなくなるではないか。

01. ねぇ
キーが高いよぅ。と、一応出せるけどかなり苦しい人はまず思った。その高い部分がまたインパクトを作る元にもなっているわけで、そこはやはり CM ソングらしいというべきか。
そういやナタリーのライブレポで、これの振り付けを「アルゴリズム体操のような」って書いててちょっと笑った。それ例えとして普遍性あるのか。しかし実際 PV を観てみたら(そのために買うのは必ず初回盤)、確かに違う高さの動きが3人組み合わせてもぶつからない辺りはまさにアレだった。

02. FAKE IT
どこの DJ ブースかと。中田さんのやりたい放題がまたしても炸裂しまくりで非常に痛快。それでいてメロディラインは至ってシンプル、すぐ覚えちゃうキャッチーさ。このギャップはいいなぁ。ていうか、2曲めにとどめておくのがもったいない。まぁ一般受けがどのくらいするかは未知数やけども。
あとかなり特徴的なのが脚韻。これも覚えやすさというか口ずさみやすさの要因かな。

総評:
毎度毎度しっかり楽しませてくれるなぁ。2曲でも十二分にリピートして味わえる濃さ。特にここ数作、音的な面でのはっちゃけぶりが非常におもしろいわけで。普通、最初売れなかった人がブレイクすると万人受けするおとなしい方へ向かっちゃって残念なことになるのが常なんだが、ぱふゅにそれは通用しない模様。いいことだ。

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