Review – access : diamond cycle / 2007.01.31

某所ではものすごい言われっぷりのこのジャケットに、そこまでひどい違和感を覚えなかったわたしは洗脳されてるんでしょうか。いや、確かに買うとき他の CD かぶせたけど…じゃなくて、これだと一昔前の漫画の表紙みたいなんで通常盤のほうがいいとは思いますが。そのジャケ違い&中のカード違いのために買うべきかどうか迷い中です。
同様に歌詞カードもいろいろ言われてますが、写真で遊ぶことに関しては他アーティストも含めて免疫ついちゃってて、へんかどうか判断できません。あれですよね、キャッツアイみたいなもんですよね。そんなコンセプトを大真面目にやってるおとなが2人。と考えると、確かにカステラでだらだら遊んでるあの2人なんだなぁという風にも思えますし。
ま、ビジュアル面はともかく、問題は中身ですよ中身。座間まで日がないので、いきなり数回ループでみっちり聴いた結果でいってみます。

01. Stay
これまで TV とかで断片的に聴いていたシンデレラ。あれの再構築バージョンですが、ほぼ別曲ですね。歌詞は勿論、重厚感の出たアレンジに触れて、そうかあれはあくまでプロトタイプだったんだな、と、大ちゃんの意気込みが見えるようです。重厚感はキーが下がった影響もあるかもですけど。
DVD でついてきた PV も観ましたよ。インサートされる映像がやたらアダルトなわけですが、よく観ると歌詞世界の延長線上なんですよね実際。文字だけ読むとわりとピュアな印象を受けたので、だいぶひっくり返されました。ちなみに最後(最初にも一瞬)のあれは多分ピエタへのオマージュですね。そのまんまだけど男女が逆。

02. Bright Sight
紅白ツアー不参加組なので、これが初聴き(前日のさいたまは気にしない)。
これはもうサビの何層にも重なったコーラスにやられました。ヘッドホンで聴くと特に、厚みに包まれるような感覚。あと、間奏で普通ならもっと目立つ音色を使いそうなメロディラインを、あえてバックでじわりと響くように鳴らしているのもやけに心地いいです。
輝ける過去に思いを馳せるせつない系、というと既発でもいろいろありますが、また強力な1曲が加わったものですね。

03. Inner Cycle
大ちゃんの言う通りでした。リズム隊がすごすぎます。しかもこういう意味ですごいことになってるとは一切予想してなかったので、インパクトと中毒性という点ではこの曲がダントツ。access 名義ではありそうになかった、ワイルドなダーク系とでも言いますか。
そのドラム、打ち込みだったっけと確認しちゃったほど生っぽい響きですが、実際ライブでやったらどんなことになるのやら。ものすごい手数なんですけど。

04. CATCH THE RAINBOW
さいたまですっかりお馴染み。やっと判明した歌詞さえ観れば、すらすらと歌えてしまいます。なので、既発シングルが再録されてるような印象さえ受けます。実際キャッチーさでは一番だと思いますし。
しかし、最初にこれを完全版で聴いてた時は、アルバムに入ったらこういう系が多いのかなーと思ってたんで(シンデレラも同系列でしたし)、いざ入ってみると全然そんなことないという。ある意味、これが唯一の既定路線。

* Extra Track
DVD 2曲めの映像は、大ちゃんが新曲のデモをヒロに聴かせるという設定。
で、この曲がまたやたらいいんですけど! 言われてる通り、荘厳なんだけどダンサブルみたいな。これ覚えておくと、フルアルバムでまた変身して出てきたりするんですよね、きっと。

総評:
15周年としてはこれでもまだ序章、なはずなんですが、いきなりすごいものが来たな、と。4曲とも全然違う顔で、特に真ん中2曲は新境地といってもいいと思うんですが、それでいてどれも確かに access なんですよねー。
そして、これだけ緻密で凝った音がぎっしり、となると、ライブでリアレンジされるところの旧曲がどう化けるのか、これもまた恐ろしく楽しみだったりします。…そりゃ大ちゃんも準備大変ですよこれ。納得。

というわけで、実は庭開設してから初の access 新作でしたが、これは今まで待った甲斐があったというか、ファン冥利に尽きるというか、ともかく大変しあわせな気分でレビューを終わらせていただきます。はい。

追記:オリコンデイリー5位ってすごくないですかちょっと! 瞬間最大風速かもしれないけど、それにしてもです。皆待ってたんだなぁ、って。

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