産業興隆の息吹あり (6) 先を争う競技

本来なら今日はとても行きたいスポットがあったのだが、前夜に体調を崩してしまい、やむなく断念。1日おとなしく過ごして、まあおそらく大丈夫な感じではあるが、週末の間は用心しよ。それはそれとして、流れた予定は後日必ず取り戻すぞー。
なわけで昨秋のトヨタ博物館、期間限定の展示物へ。

本館に相当する「クルマ館」の展示をだいたい見終えて、隣接する「文化館」へと向かう。実はこっちが旦那さんの主目的。11月から翌年度明け頃にかけて、企画展が開催されている。

題して「トヨタ モータースポーツ列伝:弛まぬ挑戦者たち」。テーマは一目瞭然、これまで参戦してきた実車などが一堂に会している。もちろん F1 マシンも、ってもう結構前のことになるなぁ。2000 年代が人生でいちばん F1 観てたから懐かしいわ。

ここ数年間に3連覇するなど絶好調のル・マンで、ちょっと昔に参戦したときのマシン。例年より少し遅れて実施された20年のレースが9月だったんで、優勝の記憶が薄れないうちの企画でもあったのかな。

一方、我々が生まれる前の話になると、設計思想が全然違うことはレプリカでも伝わってくる。

もっとも古いものになると、これでラリーやってたんかと驚くような車体。時代の変遷っておもろいな。

そんな会場の奥に、気になるパネルを発見。富士スピードウェイの近所になにか作ってるようで。来年秋か。完成したら一度行ってみたいもんだ。

せっかくなので、同じ建物にある「クルマ文化資料室」のエリアも見学。

ボンネットの鼻先などにつけるマスコットのコレクションが、さっき実車で見かけたもの以外にもずらりと。

新旧のカタログ・ポスターなど印刷物や、今でいうとグリルについてる各社エンブレム、国内外のナンバープレートやおもちゃまで、ぎっしり詰め込まれている。人によってはここだけでも相当時間が溶けるかと。

ミニカーで表現された年表のはしっこに、しれっとデロリアンを飛ばす遊び心も。

そんなこんなで、気づけば入館から軽く2時間経過。想定以上に見どころが多くてよかった。

階下には、さっきの企画展以外にもゆかりのラリーカーが複数。期間を区切って入れ替え制の展示らしいが、車体に記されたドライバー名をチェックしてはフィンランド率をつい確認する旦那さんであった。

でね。そろそろお昼なんですよ。確か本館の場内にレストランがあったよな。文化館1階からはいったん屋外に出る動線となっているものの、本館入場時のチケットを見せると再入場できる。

幸いすぐ着席できて、カレーのランチをいただいた。このカレーが地味に有名らしく、おみやげとしても買われているとかなんとか。

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