コロナ対策に布マスクを作ってみたらだいぶ増えた話。

初めてマスクを自作してから、はや4ヶ月弱。材料の手に入れやすさや気候など、その時々によって変わる状況に合わせて対応した結果、ストックがずいぶん増えた。3月下旬とはあれこれ変化したんで、ここらで改めて現況をメモっておくことにした。いつか流行が落ち着いた頃「あの時は大変やったなー」て自分で言う用ともいう。

もくじ

裁縫専用機は偉大

まず、現時点での自作品ほぼ全部がこちら(7/9撮影。使用中の1枚を除く)。

正面が左向きのものが自分用。旦那さんも花粉シーズン終了後から布派に切り替えており、ほぼ同数を用意した。で、上から古い順なんだが、上から2番めと3番めの間に大きな違いがひとつ。

これまでミシンのなかった当家にとうとうミシンが。手縫いに疲れたのだよ。
ポチったのは4月の宣言が出てすぐ、しかし届いたのは5月連休明け。世間では熾烈なミシン争奪戦が繰り広げられていたようだ。無事到着してからは、衣類のほつれ封じ、家電製品のカバー作りなど、いろんなものを縫っている。

世代別比較

繰り返し作った結果、型紙以外何も観ず作れるようになった。少しは上達したか?

第1世代


時期:3月下旬/材料:ユザワヤ実店舗/縫製:手縫い/1個あたり費用:約 120 円
手芸店にマスクコーナーが登場。品薄気味のゴムひもはマスク3個分が購入上限とされたため、取り急ぎ3個作成。布がめっちゃ余ったので通販にてひもを補充、7個まで増産。型紙ぴったりに作りすぎてやや小さいのが難。

第2世代


時期:4月下旬/材料:楽天/縫製:手縫い/1個あたり費用:約 230 円
緊急事態宣言により手芸店が軒並み閉店、通販に頼るも、切り売り生地が圧倒的品薄。思案の結果、京都の手ぬぐい有名店「くろちく」のトリプルガーゼ手ぬぐいを表地、泉州のガーゼタオルを裏地に採用。後者のガーゼ密度が粗いからか、夏でも意外と平気。

第3世代


時期:5月中旬/材料:楽天/縫製:ミシン/1個あたり費用:約 230 円
第2世代の残り材料(柄が違うだけ)だが、ミシン投入により作業期間圧縮に成功。6個に1週間かかってたのが、12個が3日で終わるようになった。しかも仕上がりが丈夫。洗ってもなかなか型崩れしない。

第4世代


時期:7月上旬/材料:ユザワヤ実店舗、楽天/縫製:ミシン/1個あたり費用:約 180 円
宣言が明けほぼ通常営業に戻った店舗で、長蛇の列を嫌って切り売り生地を回避、くろちくのダブルガーゼマフラーを流用。裏地は楽天仕入れ。薄くて軽い仕上がりに反して、ガーゼ密度が高いためか意外と暑い装着感。

市販品も買ってみた

せっかくなので売り物もお試し。

5月に抽選販売されたモンベルマスク。呼吸すると鼻に吸い付いてしまうこともあるが、乾きやすいのは確か。

こうして布マスクには困らなくなったけど、布マスク浸透の引き金となった不織布マスク高騰はほぼ収束。小ロットならスーパーやドラッグストアで買えるようになった。次の花粉シーズンまでに、毎年買っていた品が手に入れば理想。

宣言中にサーバーエラーと戦いながら買った分や、

すっかり忘れかけた頃に抽選当たった分は、外出先で使い捨てたい場面にとっておこう。

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