Review – 東京マーブルチョコレート / 2007.11.17
17 Nov 2007
わざわざ多摩センターまでまた行った理由、それがこの作品の特別先行プレビュー鑑賞のため。だってだってー。
キャラクターデザイン:谷川史子。
そう、わたしが現在進行形で単行本買う唯一の漫画家さんだ。そんなんもう観るしか。
実は年末に OVA として出るのだが、チラシ観たら2本で8000円超えてた。ひえー。それが多摩シネマフォーラムのおかげでたった1000円で観れちゃった! 超ラッキー。上京日程にビンゴしたことに大感謝。
ネタバレ気にしてないんで、今後観る予定がある人(検索で来た人に言ってるつもり)は以下やめとけ。
まず、線の細さとか重ね方からしてアニメは困難と(勝手に)思っていた、あの谷川さん独特の画風ほぼそのまんまで絵が動いてることに感動。特に男子の再現度がすげぇ。超グッジョブ。
背景がラフイラスト風なのは、そのテイストを活かすためだろうな。絵本ぽくていいかも。キャラ絵とのマッチングを考えたらベストチョイスかと。
ストーリー的には絵に描いたようなすれ違いパターン満載で、そういえば谷川さんの作品にもそんなんあったなぁってくらい少女漫画的シチュエーションなのだが、むしろそこがよいというべきか。
チャラい風貌の人は男女問わず張り倒したい感じの性格付けなのも笑える。特に元彼女、あんな女近くにいたらまじでやだわ。あとミニロバ…が一見きもいのはそういう演出だよな。うん。一見きもいけど性格はいいやつだもんな。
でね。この作品は最終的に、フィーチャーしたテーマ2曲をどう活かすかというのが勝負なわけだが。「マタアイマショウ」が流れる場面で本気でうるっと来たので、今回は SEAMO の勝ち。別にスキマスイッチが劣るわけではなく、男子が観たらスキマに軍配なのかも。
てかこれ、発売時は女子サイドと男子サイド完全分離で出るのよね。今回は特別にまぜまぜバージョンだったけど、分離したらまた感想変わるのだろうか。
…はっ。そこを気になるようにして OVA 買わせる作戦かー!
とりあえず今日ひしひしと感じ取った本作品のテーマが2つ。
気持ちは正直に言葉に出して伝えよう。
客観的に疑われるような行いはしないようにしよう。
そうそう、世の中「どんなに事実だとしても言い訳にしか聴こえない」てシチュエーションが存在するからね。ねー。
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