小さな秋さがし (6) 新宿の苑・2

本日は旦那さんの同窓方面で忘年会。これですかっと年忘れかと思いきや、28日までは普通に営業しますんで。来週は最後のひとふんばりで、来年に持ち越す課題を少しでも減らしたいところ。
では御苑散歩の後編どうぞ。

菊の展示というのは「皇室ゆかりの菊花壇展」。知らずに行ったが、毎年恒例だったのね。あんまり菊ばっかり載せても仕方ないんで、明らかに普通の菊じゃなかったものをごく一部だけ。

一文字菊(花びらが平たい方)と管物菊。下に紙の支えがないと、くたっとなってしまう。超繊細。

こちらは肥後菊。この展示の流れから外したらとても菊には見えない。線香花火みたいでかわいいかも。
とにかくどの菊においても、ご年配の方々が本気装備で向かい合っているシーンが大変多く観られた。え、うちら? この日は標準レンズしか持ってないお気楽撮影ですがなにか。

と、そんなボケはさておき。

当たり前だが、江戸にある大きな公園というとだいたい同じような雰囲気が漂っている。東御苑しかり北の丸公園しかり。

菊はいいとして、秋の気配がもうちっと欲しいですなぁ。

てことで、再び遊歩道に戻って木立の中を抜けていく。

ふかふかの落ち葉の絨毯を斜光が染める。実際の気温はさておき、視覚的には暖かな光景。

苔むす幹をよく観たら、小さな蔦がささやかに季節の主張。

芝生脇にあるベンチもまた、周囲を落ち葉に囲まれてひとつの絵になっている。

それにつけても、ここは実に大きな木が多い。当たり前のようにぼんぼん立っているので麻痺してくる。

大きなものを観たとき恒例の「旦那さんがものさし」シリーズ。

くねっているものがあれば、綺麗に直立なものもある。それぞれの特性に応じて整えられているんだろうな。

真下に立つとあまりに高すぎて、遠近感が写真でうまく出し切れてない感も若干あったりして。

と、そんなこんなで、季節を味わう散歩はお開きとなった。

翌週は雨のため買い物に専念、そして翌々週は遠足のため、結局今年の秋体感はこれにて終了。

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