伊賀の風になって (1) 力の源泉

今日やりたいなーと目標を立てて取り組んでいたものが2個あったんだけど、2個ともだいたいいい感じにできた。やったね。これで心おきなく夕飯を存分に味わえるぞ。糸口が見えなかったり中途半端な状態で寝るの、もやるのよ。
さて今回は7月第3週、初訪問スポットへ出かけたお話。

ときどき開催される「クルマのバッテリーに充電する会」。今回は、以前候補に上がるも「信楽との掛け持ちは無茶」と判定して見送っていたスポットまでやってきた。目的地が近づいたところで、展望台へと誘う立て看板を発見。まずここから行こう。

おー、ずいぶん高いところまで来ましたな。この一帯は標高 700m クラス。

ふもとに駅らしき構造物を発見。アレが東青山のようだ。

緑の奥には松阪や津の街並み、の向こうに広がる伊勢湾。
ここは青山高原。近鉄が長大トンネルで峠越えをする、その峠よりもっと高いところに位置する。

この駐車場の入口には「三角点」とあった。その点は徒歩で少々登ったところにあるらしい。

行ってみよう。と階段を進みながら横目に景色を望む。

ほぅ、これが三角点でございますか。実物らしきものは草に埋もれているが、親切な説明文があるから大丈夫。そして、ここまで登ってきた甲斐のある眺めが周辺に展開されていた。

一面の風車。白い巨体が無数に立ち、ぐるんぐるんと羽根を回している。

もちろんすべて風力発電に使われるものである。このあたりから北側にかけて設けられている、青山高原ウインドファームと呼ばれる発電所。同名の第三セクターが運営しており、風力ジャンルでは日本有数の規模を持つ。
風車自体は観たことあるっちゃあるけど、この距離感でお目にかかることはあんまりないな。

しかもその数がおびただしい。目測でも40基は下らない(実際は60基)。こりゃすごいや。

風車の合間を縫うように、高原に敷かれた一本道。ところどころに駐車場も設けてあり、南から番号が振られている(全6ヶ所)。第2駐車場に隣接する見晴らしスポットにも立ち寄ってみた。

ちょっと景色の角度が変わった。そして目を引くのが植生の高さ、というより低さ。

三角点付近からやや遠くに見えていた風車とも距離が縮まった。

それにしても大きい。なんとか読み取れるロゴからすると日立製、羽根全体の直径が 80m ほどある模様。

円山草原と呼ばれているこの小山。木々の背丈がみな低めなのは、風の強さによる部分もあるのだろうか。

第3から第5は展望ひかえめっぽかったので、一気に第6へ移動。

また違った角度から風車を眺める。距離によってグラデーションを形成する山並みを見下ろす、堂々たる姿。

ちょっぴり雲が増えてきたけど、暑い中に爽やかな景色を味わったひととき。

片隅に設置されている休憩所は、大窓を確保しつつ四方を囲った構造。そりゃ風車あるくらいだし、ずっと立ってたら風当たりはかなりのものかと。

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