国づくりの国めぐり (7) 世界描く砂・2
22 Dec 2021
遅ればせながらようやく年賀状印刷に着手したのはいいとして、インクジェットプリンタってやつはなんで大事な局面に限ってインク切らすんすかね。シアン切れて足した途端にマゼンタも切れた。今度またセット買いするけど、黒ばっかり余るんだよなぁ。
さて秋の山陰旅、砂の美術館後編。
大作をしばし堪能したのち、コース後半へ。
ゴーレムと聴くと RPG やファンタジーを連想しがちだけど、もとはユダヤ教が由来。プラハにもユダヤ人街あるなぁ。
2国とも自然豊かな保護指定地区を有しており、いろんな動物が暮らしているようだ。
一方こちらはプラハの歴史上有名な事件。窓から人を投げるとは実に物騒というかめちゃくちゃだが、カトリックとプロテスタントの対立が原因らしい。
終盤にさしかかると、国に関する知識があんまりなくても知ってるようなものが登場。
カフカってチェコ出身やったんか。描かれている場面はもちろん代表作「変身」の超有名シーン。出来がよすぎてこわい。
まるでアメリカの岩場みたいになっとるけど、このうち2名はドヴォルザークさん(左)とスメタナさん(中央)。もうお一方のヤナーチェクさんももちろん音楽家。
そして現代へ。ビロード革命の場面を描いたヴァーツラフ広場と、斬新建築の代表格ダンシングハウス。後者は実物知らなかったらデフォルメにしか見えんよな。実際もこんなんやったけど。
出口前に突然のドラゴン。当地のおとぎ話にもよく登場するらしい。
と、ひととおり近距離で鑑賞したうえで、上階に進むと外周からの俯瞰コースも設けられている。
他のお客さんと比較すると、どれも結構大きな作品であることがわかる。砂と水だけで巨大な塊を作り、そこへ彫刻を施した作品群。砂って丈夫なんやな。
とりわけ高いところに作られたプラハ城は、3階からの鑑賞が最適(砂像展示が2階に相当する)。
この悪天候ではあるが、せっかくなので屋外作品も観に行こう。
チェコは人形劇が盛んな地としても有名。そういや現地でもたくさん売ってたな。
遊歩道の脇にもしれっと動物像が仕込まれている。そこを進むと展望台。
まあさすがに今日みたいな悪条件で砂丘に行く人はおらんか、と交互に傘を押さえながら眺めていたら、いた。馬の背歩いてる人いた。根性あるわー。
こうして、なんだかんだで小一時間。想定よりじっくり楽しめた。
って入口脇の砂像、幕かかっててよく見えないからスルー気味やったけど、よく観たら電車おるやんけ。トンネルからひょっこりタトラカー。クリアに見えなかったのは残念ながらも、目の付け所としては実に正しいっすね。
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