12年後のパラレルワールド

週末のまとめは数日後になりそう。今日はちょっと非鉄な思い出トークのようなものをひとつ。

こないだ垂水にバッグ買いに行った後。なんとなく暇つぶしをしようと、ふらりと海を渡った。特にめざす場所があったわけでもないので、ふらりと散歩してすぐ戻った。
その散歩中にμでふと撮ったのがこれ。

そう、あの島。一瞬おじゃましました。

淡路に渡ったのはこれが初めてではない。まだ学生だった頃、これまたふらりと行ったことがある。
母が行きたいというのでついていった。銭湯に入り、何十分もバスを待って震災記念公園へ行き、明石に戻って玉子焼きを食べて終了。今思えば、その時も行き当たりばったり。

気のせいかもしれないけど、神戸とは少しだけ時間の流れる速さが違っていたかもしれない。
当時乗った「播淡連絡汽船」はいつの間にか「淡路ジェノバライン」という小洒落たものに変わっていたが、乗った船は今回も全く同じ。それどころか、のりばの雰囲気も、横の食堂も、まるで1998年と変わらぬたたずまい。そこで食べた天ざるそばの、天ぷらは美味だったが肝心のそばにコシが物足りなかった記憶も甦る。

ついでに、船の後方に乗って猛烈に酔ったことまで思い出した。だから今回は最前列。

なんとなく自分の目で観た記憶を大事にしたくなって、写真を撮るのは途中で止めにした。海面に漂っていた白い鳥たちが一斉に飛び立ち、窓の外を埋め尽くしたり。長い長い明石大橋の裏を見上げたり。大きなフェリーにあっさり追いついたり。

そういえば、目的のないおでかけは長らくしてなかったな。また気が向いたらいいかもしんない。

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